「Curve DAO Token(CRV)って仮想通貨なの?」
「Curve DAO Token(CRV)やCurve.fiに将来性はある?」
Curve DAO Token(CRV)<カーブダオトークン>といえば、DEX(分散型取引所)のCurve Finance(カーブファイナンス)で使われている仮想通貨(暗号資産)です。
ステーブルコインのDEXであるCurve.fiは、DeFi(分散型金融)を利用している人なら名前を目にする機会も多いのではないでしょうか。
この記事では、Curve DAO Token(CRV)の特徴や将来性について解説します。Curve.fiについても説明しているので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
目次
Curve DAO Token(CRV)とは
通貨名 | Curve DAO Token(カーブダオトークン) |
単位 | CRV |
DEX(分散型取引所)・プラットフォーム | Curve Finance(カーブファイナンス) |
ブロックチェーン | Ethereum/Fantom/xDai/Polygon |
開発元 | Curve社 |
現在の価格 | 約319円 |
時価総額 | 約144,408,099,715円 |
市場ランキング | 63位 |
公式サイト | https://curve.fi/ |
公式Twitter | https://twitter.com/curvefinance |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/curvefi |
※2022年1月24日時点。
Curve DAO Token(CRV)<カーブダオトークン>は、DEX(分散型取引所)のCurve Finance(カーブファイナンス)で発行・利用される独自トークンです。単位は「CRV」で、仮想通貨(暗号資産)として扱われています。
Curve.fiは、AMM(自動マーケットメーカー)形式のDEX。また、主にステーブルコイン(ペッグ通貨)を扱っていることから、2020年1月のローンチされて以降人気のあるDEXの一つです。
取引価格が変動しないように設計された仮想通貨のこと。ステーブル=ホチキスのことで、固定を意味している。主に法定通貨担保型、無担保型(アルゴリズム型)、仮想通貨担保型の3種類がある。
レートをある特定の水準に連動させて、変動する幅を最小限に限定する通貨のこと。ペッグ(ペグ)=釘や杭のことで、固定を意味している。
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Curve DAO Token(CRV)の特徴
Curve DAO Token(CRV)<カーブダオトークン>は、Curve Finance(カーブファイナンス)のエコスステムの一部として、プラットフォームを支えています。
また、Curve.fiはステーブルコインの取引に特化したDEX(分散型取引所)として、大きな魅力を備えているのもポイントです。
ここでは、Curve DAO Token及び、Curve.fiの主な特徴を3つご紹介します。
特徴① いろんなステーブルコインを格安で取引できる
DEXのCurve Finance(カーブファイナンス)では、ステーブルコインを取引手数料0.04%で交換することができます。
ステーブルコインの種類は、米ドルのペッグ通貨として有名なテザー(USDT)をはじめ、ダイ(DAI)、トゥルーUSD(TUSD)、USDコイン(USDC)、バイナンスUSD(BUSD)など。
仮想通貨の取引においてステーブルコインは基軸通貨として使われることも多いので、一通りの種類が揃っているCurve.fiを利用している人は多いようです。
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特徴② 価格変動が少ないので安定した取引ができる
ステーブルコインは価格変動が少ないので、仮想通貨の取引時にスリッページの可能性を減らせる点が特徴です。スリッページとは、取引を注文した価格と実際に約定された価格の差のこと。
一般的に仮想通貨はボラティリティ(価格変動率)が大きいため、スリッページが多くなりやすいとされています。そのため、価格が安定しているステーブルコインを中心に扱っているCurve Finance(カーブファイナンス)は、安心して取引ができるDEXと言えるでしょう。
特徴③ 低リスクで利息収入を確実に獲得できる
Curve Finance(カーブファイナンス)では、流動性マイニング(イールドファーミング)を行なうことができます。流動性マイニングとは、DEX内の流動性プールに特定の通貨ペアを預けて流動性を提供することにより、利息を得ること。
Curve.fiの流動性プールは価格変動が起こりにくいステーブルコインから構成されているので、インパーマネントロス(仮想通貨の価格が変動した際に発生する損失)が起こりにくいのが大きな魅力です。
ちなみに、Curve.fiでは流動性を提供すると、取引手数料の一部とLPトークンを獲得できます。このLPトークンをステーキングすることで、Curve DAO Token(CRV)を入手できる仕組みです。
Curve DAO Token(CRV)の現在の推移価格
基本的には上がったり下がったりを繰り返していますが、順調に価格が上がっています。これは、2020年~2021年のDeFiブームによるものと考えられるでしょう。
Curve Finance(カーブファイナンス)はステーブルコインのDEXというの強みを活かして、他のDEXとは異なる地位をしっかり確立している印象です。
今は下降トレンドに入っていますが、DEX全体の動きが活発になればステーブルコインの需要が高まるので、それにあわせてチャートも右上がりになると思われます。
Curve DAO Token(CRV)の今後と動向
仮想通貨の価格追跡ウェブサイト「CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)」によると、トップ仮想通貨分散型取引所において、DEXのCurve Finance(カーブファイナンス)は11位(2022年1月24日時点)です。
また、DeFi領域全体の総ロック数をランキング付けしている「DeFi Pulse(ディファイパルス)」によると、全DeFiサービスの中で2番目(2022年1月24日時点)に多い額となっています。
そのため、利用者も多く流動性も高いDEXと言えるでしょう。それに従って、独自トーンであるCurve DAO Token(CRV)の価値も上がっていく可能性が高いです。
Curve DAO Token(CRV)の購入方法
Curve DAO Token(CRV)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- KuCoin(クーコイン)
- Huobi Global(フォビ)
- FTX(エフティーエックス)
- CoinFLEX(コインフレックス)
- Coinbase Exchange(コインベースエクスチェンジ)
- OKX(旧OKEx)
海外の仮想通貨取引所でCurve DAO Token(CRV)を購入する手順は下記の通りです。
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- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
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- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でCurve DAO Token(CRV)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
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- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Curve DAO Token(CRV)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、まず「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、まずはこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
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- 大半の通貨をコールドウォレットで保管
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
bitcastleではまだCurve DAO Token(CRV)を取り扱っていませんが、今後上場する可能性もゼロではありません。ぜひ今のうちに登録しておいてみてはいかがでしょうか?
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【まとめ】仮想通貨Curve DAO Token(CRV)はステーブルコインのDEXという将来性がある
Curve DAO Token(CRV)<カーブダオトークン>は、DEX(分散型取引所)のCurve Finance(カーブファイナンス)で発行・利用される仮想通貨(暗号資産)です。
Curve.fiではテザー(USDT)やダイ(DAI)、トゥルーUSD(TUSD)などのステーブルコインを取引することができるので、DeFi(分散型金融)では必須のDEXとなっています。
価格変動が少ないステーブルコインならではの仮想通貨取引が魅力のCurve.fiと、その仕組みを支えるCurve DAO Tokenは、今後もなくてはならない存在となっていくのではないでしょうか。
執筆者 西村大樹