仮想通貨TheTransferToken(TTT)の将来性は?特徴や購入方法を解説

仮想通貨TheTransferToken(TTT)の将来性は?特徴や購入方法を解説のアイキャッチ画像

TheTransferToken(TTT)という仮想通貨を知っていますか?

日本発の仮想通貨として注目を集めたETERNALTOKEN(XET)からセキュリティなどを強化され、切り替えとして発行されたトークンです。

日本語で直訳すると「転送トークン」となるこの通貨は、「エターナルウォレット」と併用することで、保有資産として様々なメリットをもたらしてくれます。

そこで今回は、TheTransferToken(TTT)の特徴や将来性を、最新ニュースと共にお伝えします。

興味のある人は、ぜひ最後まで見てください。

TheTransferToken(TTT)とは?

仮想通貨TheTransferToken(TTT)とは?のイメージ画像

仮想通貨名 The Transfer Token
ティッカーシンボル TTT
総発行枚数 2,000,000,000枚
トークン基準 ERC-20
公式ページ https://www.atom-solutions.jp/xecttt/
公式Twitter https://twitter.com/AtomOfficialSNS

TheTransferToken(TTT)は、東京都に所在地を置く株式会社アトムソリューションズが発行している仮想通貨です。

2020年3月に発行された、比較的新しい通貨です。

外貨への両替や、ハイスピードな海外への送金を目的として作られました。

また、通貨を取り扱うための「エターナルウォレット」は2022年1月に正式リリースされています。

後ほどご紹介しますが、このエターナルウォレット内でTheTransferToken(TTT)は様々なことができるようになりました。

また、今後もどんどん新しく進化していくことを考えていると、公式ページ内のホワイトペーパーで明かしています。

特に注目したい点は、分散型金融(Defi)トークンとして活躍を期待されていることです。

日本は比較的豊かな国なので、ある一定年齢になると銀行口座を持つ人が大半です。

しかし世界全体から見ると、銀行口座を持つことができない人もたくさんいるとされています。

そのため、そうした人にも金融サービスが使えるようになることを目的として分散型金融(Defi)の発達は進んできました。

TheTransferToken(TTT)も、将来的に分散型金融(Defi)トークンとして新しくなると公式ページで明かしています。

仮想通貨を利用して貸付や融資、保険などのサービスを利用できるようになることで、さらに幅広い機能を持つことができるので、より通貨としての価値を高めます。

また現在はERC20というイーサリアム上のプラットフォームを利用していますが、将来的にはメインネットへの移行を検討されているようです。

Ren(REN)<レン>は、異なるブロックチェーンの相互運用性を提供してい仮想通貨(暗号資産)プロジェクトです。この記事では、Renの特徴や将来性について解説します。DeFi関連銘柄に投資を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Venus(XVS)<ヴィーナス>、正式名称Venus Protocol(ヴィーナス・プロトコル)は、レンディングプラットフォーム及びそこで発行・利用される仮想通貨(暗号資産)です。この記事では、Venusの特徴や将来性について解説します。

TheTransferToken(TTT)の特徴

仮想通貨TheTransferToken(TTT)の特徴のイメージ画像

TheTransferToken(TTT)は、4つの特徴があります。

  • 手数料の分配がある
  • レンディングの配当報酬があること
  • フィアット通貨による入出金が可能
  • 海外への送金を安価でできる仕組みを担っている

それぞれ、詳細についてお伝えします。

特徴①手数料の分配がある

まず、TheTransferToken(TTT)の大きな特徴の1つが、保有率に応じて手数料の分配金がもらえることです。

両替や出金手数料を除いた取引手数料の総額のうち50%を、エターナルウォレットに入っているTheTransferToken(TTT)の保有率に応じて分けられます。

1週間ごとに分配されるのですが、頻繁にウォレットを通して通貨の取引をしている人だけでなく、ただウォレット内にTheTransferToken(TTT)を保有しているだけでももらえるので、手間をかけずに資産を増やしたい人にとっては良いシステムを取り入れています。

なお、実際の分配開始は2022年3月予定です。

特徴②レンディングの配当報酬があること

エターナルウォレット内には、取り扱うフィアット通貨の分だけプールがあります。

TheTransferToken(TTT)を保有する人は、レンディング(貸付)を行うことで、エターナルウォレット内で外貨両替をした際に支払われた手数料の一部をもらうことができます。

貸し付けた元本は、貸し付けたプールの通貨が両替された時に、貸し付けた順番が早い人から配当が上乗せされて一緒に帰ってきます。

レンディングのキャンセルはいつでもでき、またキャンセル手数料もかからないので、資産を預けるハードルは比較的低いのではないでしょうか。

このレンディングに参加するには、貸し付けしたいプールの通貨TheTransferToken(TTT)を購入しなくてはいけません。

また、プールによって配当率は変わり、配当金として貸し付けたプールの通貨が支払われます。

特徴③フィアット通貨による入出金が可能

フィアット通貨とは、日本円やドルといった法定通貨のことを指します。

エターナルウォレット内には、TheTransferToken(TTT)とフィアット通貨の通貨ペアでの取引があります。

ウォレット内で通貨のトレードが可能なのですが、仮想通貨を売却してフィアット通貨の受け取りを考えた際に、すぐに出金できないのではないかと心配する人がいるかもしれませんね。

しかし安心してください。

入金されたフィアット通貨は、銀行へデポジットされることにより全額保証されます。

そのため、TheTransferToken(TTT)を売却する代わりに得られたフィアット通貨を、すぐに引き出すことができます。

またエターナルウォレットでは、利用できるフィアット通貨を今後も増やしていく予定だと、ロードマップにも記しています。

値動きの激しい仮想通貨ばかりを取り扱うよりも、フィアット通貨をたくさん取り扱うことで、ウォレット内での価格の変動為替リスクを下げるためです。

特徴④海外への送金を安価でできる仕組みを担っている

エターナルウォレット内で両替して個人に送金することで、世界一安く海外への送金ができるようになっています。

また送金レートとして「インターバンクMMTレートと0.5%の手数料」を採用することで、他の会社よりも手数料を安くできることも仕組みの1つです。

しかし、安い手数料を実現する1番の要はTheTransferToken(TTT)を使ってレンディングをすることや、フィアット通貨のプールがあることです。

先ほど、プールによって配当率が変わるとお伝えしましたが、当然配当率が高い方がレンディング希望者の多い人気のプールになります。

そうなると、プールされた通貨のバランスが崩れてしまい、両替がうまくいかないのではないかと心配する人もいると思います。

もしバランスが崩れてくると、各フィアット通貨とTheTransferToken(TTT)のトレード価格に変動が生まれてくるため、ユーザーたちが利益を出そうとウォレット内でトレードを始めます。

通貨AをTheTransferToken(TTT)に変えて、さらに通貨Bに変えることで差額を得る方法です。

こうすると、通貨Aのプールされた量は通貨Bとほとんど同じくらいになります。

こうすることで、フィアット通貨のバランスを保つための海外送金をする必要がほとんどなくなり、エターナルウォレット使うことで両替や、安く海外へ送金ができるようになります。

仮想通貨で利益を得るステーキングについてはこちらの記事で紹介しています

近頃仮想通貨取引ついて調べるとよく目にするのがステーキング。調べてみるとアルファベットが並んでいたり、専門用語が多かったりでなんだか難しい作...

TheTransferToken(TTT)の現在の価格推移

TheTransferToken(TTT)の現在の価格推移のイメージ画像

 



2022年2月28日時点では、大体¥640~¥760の間で値動きをしています。

3か月前には¥1,000ほどだったので、1日で見ると値上がりすることがあっても、全体的に少しずつ下がっているようです。

しかし先ほどご紹介したように、レンディングや保有することによる分配金の取得を目的として、資産を増やすために購入するには手の届きやすい金額と言えます。

当然ですが、今後も様々なリニューアルを計画していることもあって、値上がりする可能性もあります。

TheTransferToken(TTT)の今後と動向

TheTransferToken(TTT)の今後と動向のイメージ画像

分散型金融(Defi)トークンへの進化や、メインネットへの移行など、様々な進化を計画されています。

また現在の通貨ペアは3種類ですが、その他にも取引通貨を増やしていく予定とされています。

様々なアップデートを期待されているTheTransferToken(TTT)ですが、株式会社アトムソリューションズでは他にも特許の出願などのトピックスがあります。

公式ページで発表されている現在出願中の特許はこちらです。

  • 電話番号で仮想通貨の送信を行う
  • VRや動画などのリアル配信の課金システム
  • 海外送金を安くするロジック

通貨の価値も、こうしたトピックスに関連して上がっていくことも考えられるので、目が離せません。

分散型金融(Defi)についての詳細はこちらの記事で紹介しています

「DeFiとはそもそも何?どのような特徴があるの?」 「DeFiで仮想通貨を稼げるの?」 UniswapやMakerDAO、Compou...

TheTransferToken(TTT)の購入方法

レバレッジ取引が多く行われているCoinTigerや、大手取引所の1つであるLBANKなど、公式ページで8か所の取引所で購入が可能だと公表されています。

また、TheTransferToken(TTT)を最大限に活用するためにはエターナルウォレットは必須です。

エターナルウォレットへの入金は、下記3種の仮想通貨が可能です。

  • TheTransferToken(TTT)
  • Bitcoin(BTC)
  • Tether(USDT)

またフィアット通貨であるフィリピンペソにも対応しています。

エターナルウォレットの他にもThe Transfer Token(TTT)を取り扱うウォレットや、取引所への送金や入金もできますが、手数料はその時のガス代によって変動します。

まだまだ取り扱い通貨を増やしていく予定とのことなので、様々な通貨が取り扱われるようになると取引の幅も広がっていくと思うので、楽しみですね。

まとめ

TheTransferToken(TTT)は、海外への送金外貨への両替をスムーズにするために生み出された通貨です。

日本発の仮想通貨であるETERNALTOKEN(XET)から切り替えとなったトークンでもあります。

外貨へのトレードなど、ユーザーがエターナルウォレットを通した取引で支払った手数料の総額から、50%をTTT(The Transfer Token)の保有者へ分配されるので、ユーザーが増えて取引が活発になるほど自分の資産も増えます。

また、海外への送金の速さや手数料の安さも大きな特徴です。

現在利用できるフィアット通貨はフィリピンペソのみですが、今後はもっと増やしていくことを考えられています。

さらに2022年1月にエターナルウォレットのリリース、また2022年の春には「EVOR」という、外貨両替と送信機能に特化したアプリをリリース予定です。

取引できる通貨が多くなれば、まさに国境なくスピーディーな取引ができるので、TheTransferToken(TTT)を求める人も多くなるのではないでしょうか。

興味のある方は、ぜひ公式ページのチェックと購入を検討してみてください。

執筆者 西村大樹

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする