「Illuvium(ILV)はゲームで使える仮想通貨なの?」
「Illuvium(ILV)に投資したいけど将来性はありそう?」
Illuvium(ILV)<イルビウム>といえば、NFTゲーム「Illuvium」のシステムを支える仮想通貨(暗号資産)です。
このゲームについて調べていると、ETH(イーサリアム)・sILV2(sイルビウム)といった仮想通貨やトークンの名前も出てくるので、混乱してしまった人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Illuvium(ILV)の特徴や将来性について解説します。NFTゲーム「Illuvium」で利用される3つのトークンの違いについても説明しているので、ぜひ読んでみてください。
目次
Illuvium(ILV)とは
通貨名・NFTゲーム名 | Illuvium |
単位 | ILV |
プラットフォームの種類 | NFTゲーム |
ブロックチェーン | Ethereum、Immutable X |
最大供給量 | 10,000,000 ILV |
現在の価格 | 約57,610円 |
時価総額 | 約37,094,138,043円 |
市場ランキング | 150位 |
公式サイト | https://www.illuvium.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/illuviumio |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/illuvium |
公式Twitter(日本版) | https://twitter.com/Illuvium_Japan |
公式YouTubeチャンネル | https://www.youtube.com/c/illuvium |
公式Tnote | https://note.com/illuvium_japan/ |
※2022年3月15日時点。
Illuvium(ILV)<イルビウム>は、Ethereumブロックチェーン上に構築されたNFTゲームです。ILVはそのシステムを支える独自トークンで、仮想通貨(暗号資産)として扱われています。
NFTゲームとは、仮想通貨に用いられているブロックチェーン技術を利用したゲームのこと。ブロックチェーンゲームやDAppsゲームとも呼ばれます。
ただし、NFTゲーム「Illuvium」はまだリリースされていません。ですが、そのシステムを支えている仮想通貨ILVは、既に大手仮想通貨取引所にて取引が行なわれています。
NFTゲーム「Illuvium」はPlay to Earn(プレイ・トゥ・アーン)に対応したGameFi(ゲーム・ファイ)であることから、多くのNFTゲーマーたちに期待されている仮想通貨ILV。
最近はメタバース銘柄としても注目を浴びているので、今の価格のうちに購入しておこうとする投資家も増えつつあります。
「Non-Fungible Token(ノン・ファンジブルトークン)」の略称。日本語で表すと「非代替性のトークン」。ブロックチェーン技術を活用して発行された、唯一無二の価値を持つデジタル資産のこと。分かりやすく言うと、デジタル所有物に対して、資産の鑑定書や所有証明書が与えられている状態。
「遊んで稼ぐ」という概念を表した言葉。NFTゲームをプレイして仮想通貨を稼ぐ仕組みを指す。Play to Earnを略して「P2E」と表記されることもある。
ゲーム(Game)と分散型金融(DeFi)を組み合わせた造語。ゲームをすることでシステム内の金融を維持し、その対価としてお金を得る概念のこと。
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Illuvium(ILV)の特徴
Illuvium(ILV)<イルビウム>は、NFTゲーム「Illuvium」にとって欠かせない仮想通貨(暗号資産)の一つです。
「Illuvium」では全部で3種類のトークン(仮想通貨)が利用されているため、それぞれ利用方法や取得方法の違いに気を付けましょう。
ここでは、Illuvium(ILV)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①ゲームの運営に携われるガバナンストークン
Illuvium(ILV)は、NFTゲーム「Illuvium」のガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは、運営や開発についての方針をホルダーによる投票で決定するトークンのこと。簡単に言えば、投票権のようなものです。
つまり、このIlluvium(ILV)を保有することにより、サービスの運営に携われる仕組みになっています。
もう少し具体的に説明すると、「Illuvium」には評議会というコミュニティが存在していて、Illuvium(ILV)を保有している人の中から評議員が選出されるシステムとなっています。
評議員は、ゲーム環境の変更提案を行なえるのが大きな特徴。変更提案について過半数のメンバーの承認を得ることができれば、実際にゲームの仕様変更が可能になります。
そう考えると、投資家やNFTゲーマーともにメリットがある仮想通貨と言えるのではないでしょうか。
ゲームで利用される3つのトークン
NFTゲームでは、ILV(イルビウム)・ETH(イーサリアム)・sILV2(sイルビウム)、この3つのトークン(仮想通貨)が利用されています。ただし、ILVは「Illuvium」のゲーム内通貨ではありません。
ゲームをプレイして入手できるのは、sILV2です。以前はsILVでしたが、ステーキングコントラクトに脆弱性が発見されたため、現在はsILV2に変更となっています。
また、ETHはゲーム内のアイテム購入や手数料(ガス代)の支払いに利用されるのが特徴です。そのため、「Illuvium」をプレイする場合は、必須の仮想通貨となっています。
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特徴②流動性マイニングに利用して報酬をゲット
Illuvium(ILV)は、「Illuvium」のプラットフォームで提供されている流動性マイニング(ステーキング)に利用することができます。
この流動性マイニングでは、ILVやペア通貨(ILV/ETH)を預け入れて流動性を提供することにより、報酬としてILVもしくはsILV2をもらえるのが大きな魅力。今のところAPR(年利率)も30%程度と高めに設定されています。
この報酬についてはゲーム内で使用されたETHの5%が原資になっていて、ゲームで発生した収益の一部が投資家に還元される仕組みです。基本的に投資家への還元がなるべく大きくなるように考えられているので、今後も見返りが期待できると思われます。
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特徴③トークン規格はERC-20
Illuvium(ILV)は、仮想通貨イーサリアム(ETH)を基盤としてつくられた「ERC-20」トークンです。そのため、Ethereumブロックチェーン上で発行されます。
このEthereumブロックチェーンを利用する関係で、手数料(ガス代)の支払いに仮想通貨イーサリアム(ETH)が必要になってくるというわけです。
ただし、Ethereumは取引を処理できる件数が少なく、手数料が高くなりやすいというスケーラビリティ問題を抱えているのが難点。それを補うため、NFTゲーム「Illuvium」ではレイヤー2ソリューションを採用しています。
レイヤー2とは、Ethereumプラットフォームの上の層に別の層を用意して、こちらで処理を行なって連携する仕組みのこと。「Illuvium」の場合は、別の層として「Immutable X」を利用しています。
これにより、手数料を大幅に少なくすることが可能。ゲームに集中できる環境が整えられているので、ゲームをやり込みたい人には嬉しいポイントです。
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Illuvium(ILV)の現在の推移価格
チャートを見ると、2021年11月末から12月にかけて価格が急騰していることが分かります。
これは、NFTゲーム「Illuvium」のリリースが当初2022年3月までと予定されていたことや、ゲーム情報が日々発信されていた盛り上がりによるものだと考えられるでしょう。
現在はまだリリース日が明らかにされず、価格も下落を続けている状況。また新しい情報が公開されれば一時的に上がるかもしれませんが、リリース日が決定しないことには以前のような価格にまで上がるのは難しいと思われます。
とはいえ、リリース後の高騰に期待して投資する人もまだまだ多い印象。今の価格のうちに購入しておくのも良いかもしれません。
Illuvium(ILV)の今後と動向
Illuvium(ILV)の価格がどれだけ上がるかは、ゲーム自体にどれだけ人気が出るかによるでしょう。
NFTゲーム「Illuvium」のゲームジャンルは、オープンワールドRPGアドベンチャー。人気要素を掛け合わせた王道のゲームとなっているので、充分期待が持てるのではないでしょうか。
また、美しいグラフィックの世界観でメタバース要素が感じられる点も魅力の一つ。いろんな分野のプロフェッショナルが開発に携わっているため、今から大ヒット間違いなしとの声も聞こえてきます。
そのため、NFT関連銘柄やメタバース銘柄に投資を考えているのなら、ぜひポートフォリオに加えておきたい銘柄の一つです。
Illuvium(ILV)の購入方法
Illuvium(ILV)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Gate.io(ゲート)
- KuCoin(クーコイン)
- OKX(オーケーエックス)
- Mandala Exchange(マンダラエクスチェンジ)
- SushiSwap(スシスワップ)
海外の仮想通貨取引所でIlluvium(ILV)を購入する手順は下記の通りです。
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- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
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- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でIlluvium(ILV)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
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- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Illuvium(ILV)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、まず「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、最初はこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
- 主要通貨ペアの取引手数料0%
- 大半の通貨をコールドウォレットで保管
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
bitcastleではまだIlluvium(ILV)を取り扱っていませんが、今後上場する可能性もゼロではありません。ぜひ今のうちに登録しておいてみてはいかがでしょうか?
無料でデモトレードも体験できるので、気になる方はぜひ試してみてください。
【まとめ】Illuvium(ILV)はNFTゲームとメタバースという将来性がある
Illuvium(ILV)<イルビウム>は、NFTゲーム「Illuvium」のガバナンストークンです。
ゲームシステムを支える仮想通貨(暗号資産)の一つで、運営に携わったり流動性マイニングを利用したりできます。
「Illuvium」はメタバース要素もある王道ゲームで大ヒットする可能性が高いため、今後の動向に目が離せない銘柄と言えそうです。
執筆者 西村大樹