【メタバース】Alien worlds(エイリアンワールド)とは?始め方や稼ぎ方を解説

Alien worldsのイメージ画像

ブロックチェーンゲームはPlay to earnと言ってゲームをプレイしてお金を稼ぐことができますが、最近ではこの流れがメタバースにも広がっています。

本記事ではそんなPlay to earnに対応しているメタバース「Alien worlds(エイリアンワールド)」の始め方と稼ぎ方について詳しく解説します。

「Alien worldsはどうやって始めるの?」

「Alien worldsはどれくらい稼げるメタバースなんだろう」

といった疑問を解決する内容となっていますので、メタバースに興味があったりAlien worldsを始めたいと思っている方は是非最後までご覧ください。

Alien worlds(エイリアンワールド)とは

Alien worldsとはのイメージ画像

Alien worldsはイーサリアム、WAX、バイナンススマートチェーン(BSC)の3つのブロックチェーンにまたがって構築されたメタバースで、シンボルトークンは「Trilium(トリリウム)」となっています。

Alien worldsは宇宙が舞台となったメタバースで、プレイヤーは宇宙船のNFTを駆使して様々なミッションやNFTの発掘作業(マイニング)に挑戦していきます。

このメタバースの最も特徴的な点はマイニングやミニゲーム、ガバナンス投票などによってTriliumを稼ぐ「Play to earn」に対応していることで、コミュニティの形成やNFTの取引が中心となるメタバースで直接トークンを稼ぐ手段が存在しているのはAlien worldsならではと言えます。

現在はメタバースの初期ステージが解放されていて、ミッションゲームやDAOへは参加受付中となっています。

参考記事はこちら

https://bitcastle.io/column/post-11070/

「仮想通貨WAX(WAXP)を購入する前に、将来性について知っておきたい!」 「仮想通貨WAX(WAXP)の特徴を詳しく知りたい!」 そ...

複数のブロックチェーン上に構成されているメタバース

Alien worldsは複数のブロックチェーンで実行できるように作成されている、少し特殊なメタバースです。

Alien worldsは3つのブロックチェーンで構成されていて、それぞれの得意な領域で処理を実行することでユーザーにとって利用しやすいメタバースとなるそうです。

ブロックチェーン 得意な領域
イーサリアムチェーン Triliumの取引やアクセスを容易にする
WAX ミニゲームとNFTの処理に活用できる
バイナンススマートチェーン スワップなど、トークンを取引する際に汎用性が高いブロックチェーン

ブロックチェーンの主な使い分けは上記の表のようになっていて、こうすることでガス代の削減やトランザクションの高速化に貢献しています。

この方式は非常にユニークな発想で、もしこの仕組みがヒットして爆発的にユーザーが増えた場合にはもしかするとブロックチェーンゲームより稼げるメタバースが誕生するかもしれません。

Alien worldsの始め方

Alien worldsの始め方のイメージ画像

Alien worldsの始め方は非常に簡単で以下の2ステップを完了したらすぐに始められます。

  1. WAXクラウドウォレットの作成 
  2. Alien worldsのセットアップ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

WAXクラウドウォレットについて

Alien worldsをプレイするためには専用ウォレットである「WAXクラウドウォレット」を接続する必要があります。

このウォレットはメタバース内のNFTやゲームを実行するためのブロックチェーンで、Alien worldsのNFTはこちらから購入します。

アカウント作成

まずはWAXの公式ページへアクセスします。

トップページのイメージ画像

こちらのページで「Sign Up For Account」をクリックして新規にユーザーを登録するか、Googleやフェイスブック、Twitterなどのアカウントを利用して登録をするか好きな方を選びます。

今回は既存のアカウントを利用しないで直接アカウントを作成していきます。

ログイン画面3のイメージ画像

登録に必要な内容はe-mailアドレスとパスワードの2つだけで、パスワードはアルファベットの大文字、小文字それから数字と特殊文字(*/@など)を含める必要があるので注意しましょう。

設定が無事完了したら登録したメールアドレスに登録案内のメールが届いているのでこちらを開いてリンク先にアクセスします。

メールのイメージ画像

この様なメールが届いていれば登録は完了です。

Alien worldsのセットアップ

WAXクラウドウォレットの準備ができたらAlien worldsのセットアップを始めます。

まずは公式ページよりPlay to earnをクリックします。するとユーザー名とメールアドレスを入力する画面に切り替わるので必要事項を打ち込んだら使用するアバターを選択してスタートです。

入力画面のイメージ画像

次は自分が活動する惑星を選択します。全部で6種類の惑星が選べますが、この惑星は後から好きなものに変更できるそうなので、あまり深く悩まずに適当なものを選びましょう。

惑星の画面のイメージ画像

惑星を選択したら次は惑星内で自分の拠点となる土地を選択します。この土地は全てNFTとなっていてほぼすべての土地にオーナーが割り当てられています。

マイニングによって得られた報酬の一部は手数料として土地のオーナーに支払う必要があり、その料金は土地NFTの詳細画面から確認ができます。

Alien worldsの遊び方

Alien worldsの遊び方のイメージ画像

Alien worldsの遊び方は主にマイニングゲームでTriliumを稼ぐPlay to earnが基本です。

ゲームのトップ画面ではマイニングを行うための準備ができるようになっていて、より良いセッティングでマイニングに参加することで多くの収益が発生します。

アバターのセッティングはトップ画面のNFTが格納されているページより自分が使いたいNFTを選択して装備を決めるだけです。

ここからはAlien worldsで登場する装備用NFTの種類と効果をご紹介していきます。

NFTの紹介

自分が所有しているNFTは準備画面の左上、「INVENTRY」をクリックして確認します。

トップ画面のイメージ画像

この中にはNFTの種類ごとにカテゴリーが分けられていて、マイニングに使うもの、見た目を変化させるもの、ミニゲームに使うものなどに分けられています。

以下はそれぞれのNFTのカテゴリーについての解説です。

Equipment

Equipmentはマイニングに使う装備のNFTを確認できます。装備のスペックにはレアリティ、タイプ、ディレイなどがありますが、最初は「ディレイ」と「イース」に注目してみましょう。

この二つの項目はTriliumのマイニングにかかる時間と発見する量に関わってくるので、収益効率を決定する重要な項目になります。

Avatars

アバターでは表示画面を自分の好きなキャラクターに変更できます。こちらのNFTは「AtomicHUB」で販売中で、安いものだと0.03WAX(日本円ではほぼ0円)から販売されていますが、高いものになると6億円以上のNFTも販売されています。

アバターのイメージ画像

アバターの変更によるマイニング効率の変化は確認できなかったので、特に高額なNFTを購入する必要は現時点ではなさそうです。

Wepon

こちらはバトルゲームで使う武器のようなNFTです。マイニングに使用することはなく、バトルゲームモードもまだリリースされていないので今のところは気にしなくていいでしょう。

LAND

こちらは土地のNFTです。このNFTを所有しているユーザーがAlien worldsのセットアップの項目で紹介した土地のオーナーとなります。

こちらもAtomicHUBにて販売がされていますが、安いものでも価格が20万円以上もするため、あまり購入する方はいないのではないでしょうか。

しかし土地NFTはマイニングの分配収益の獲得が期待できるので、Triliumをたくさん稼ぎたい方は購入してみるのも一つです。

NFTのイメージ画像

Minions

最後はMinionsです。こちらのNFTは詳細が発表されていませんが恐らく今後のアップデートで使用可能になるのではないでしょうか。

みにおんのイメージ画像

既にAtomicHUBでは販売が始まっていて、安いものだと約1.3円から購入でき、高いものだと3000億円以上の値が付いているものもあります。

ネイティブトークンTrilium(TLM)

ネイティブトークンTriliumのイメージ画像

Alien worldsのネイティブトークンであるTrilium(TLM)はマイニングゲームに使用したり、プラネットにステークしたりDAOの投票に参加したりとたくさんの役割を持つユーティリティトークンとして機能しています。

Alien worldsのPlay to earnはこのTriliumを獲得し、換金することで収益が発生するので、Triliumの価格動向はメタバースの収益性を決める重要な指標になります。

Triliumの推移価格

 

Triliumはローンチ直後に約6ドルを付けた後、そのまま下落トレンドを続けており、2022年6月時点では0.02ドルまで価格が下がっています。

この兆候は恐らくAlien worldsの開発が終了し、メタバースとしてのサービスがすべてリリースされるまでは継続されると予想できるので、今のところTriliumを稼いで大きな収益を得ることは難しいでしょう。

しかし今後のプレイ人口の増加次第ではトークン価値の上昇も期待できるので、トークンが安くNFTが購入しやすい今は新規参入のチャンスともいえます。

Alien worldsの稼ぎ方

Alien worldsの稼ぎ方のイメージ画像

Alien worldsの主な稼ぎ方は「マイニングゲームでのTrilium集め」になります。

マイニングゲームに参加して稼いだTriliumはウォレットを通じて現金に交換できるので、より多くのトークンを稼ぐためには効率の良いマイニングが重要です。

充電時間

マイニングゲームを始める土地を見つけたら「ツール」を使用してマイニングを始めます。

マイニング作業が終了すると次のマイニングを始めるまでには一定時間の間隔をあける必要があるのですが、この時間を充電時間と言います。

充電時間はマイニングに使用したツールによって決定し、複数のツールを使用してマイニングを行った際には、ツールを使った数に応じて充電時間が計算されます。

より多くのツールを使用してマイニングを行うと多くのTriliumの獲得が期待できますが、その分充電時間も伸びてしまうので、効率よく稼ぐためには期待できる収益の金額と充電時間のバランスを考慮してマイニングを行うといいでしょう。

どの程度稼げるの?

Alien worldsはどのくらい稼げるの?という疑問について結論から言えば「現在はそれほど多くは稼げない」と考えています。

Triliumの推移価格の見出しでも軽く触れましたが、マイニングで獲得できるTriliumは取引金額が非常に安く、まとまった金額に換金する為にはかなり多くのトークンを必要とします。

現在はまだマイニングゲームでしかTriliumを稼ぐ方法が存在しなので、今後リリースが予定されているバトルモードや、クエストゲームの開始などによって稼ぐ方法が増えれば状況が変化してくると思いますが、現状では大量のトークンをすぐに稼ぐことは難しいでしょう。

【まとめ】Alien worldsはマイニングで稼げるメタバース

最後にAlien worldsについて本記事で重要なポイントをまとめていきます。

押さえておきたい点は以下の通り

  • Alien worldsはマイニングで稼げるメタバース
  • Alien worldsを始めるためにはWAXウォレットの登録が必要
  • 無料で始められる
  • 今遊べるゲームモードはマイニングゲームだけ
  • 現状でたくさん稼ぐのは難しい

プロジェクト自体がまだ開発途中のAlien worldsは実装予定の機能も多く、現状ではテストプレイの段階となっています。

そのため今後の拡張性次第では大きな収益も期待できますし、トークンが安い今なら初期投資もかなり抑えて始められます。

気になる方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか?

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執筆者 西村大樹

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