2022年4月にリリースされたばかりのブロックチェーンゲームChromatic Souls: AFK Raid(クロマティックソウル:AFKレイド以下Chromatic Souls)をご存じでしょうか?
このゲームは無料で始められる放置型RPGで、リアルに動くグラフィックと作りこまれたゲーム性が注目され、大人気になるのではと予想する人もいます。
本記事ではそんな注目のブロックチェーンゲームChromatic Soulsについて始め方と稼ぎ方を詳しく解説します。
「Chromatic Soulsを始めたいけれどどうやって始めるの?」
「Chromatic SoulsのPlay to earnは稼げるのだろうか?」
といった疑問を解決する内容となっていますので、是非最後までご覧ください。
目次
Chromatic Soulsとは
ゲームタイトル | Chromatic Souls: AFK Raid(クロマティックソウル:AFKレイド) |
ジャンル | アクションRPG |
対応プラットフォーム | Android(海外のみ) |
リリース日 | 2022/6/15 |
使用トークン名 | C2X |
公式ページ | https://chromaticsouls.c2x.world/en |
https://twitter.com/chromatic_souls | |
Discord | https://discord.com/invite/csafkraid |
Chromatic SoulsはCom2uSがリリースしたブロックチェーンゲームで、ゲームフローはターン制アクションRPGとなっています。
実はこのゲーム、もともとはソーシャルゲームとして2015年に公開されていて2018年にサービスが終了していましたが、今回ブロックチェーンゲームとして再登場しました。
大きなゲーム性の変更はありませんが、ブロックチェーン版となったことでPlay to earnに対応したり、バトルアクションが一新されるなど前作を大きくアップデートする形でリメイクされているので今作もヒット作になるのではないでしょうか。
他のブロックチェーンゲームの参考記事はこちら
https://bitcastle.io/column/post-16861/
Chromatic Soulsが構成されているブロックチェーンC2Xについて
Chromatic Soulsは「C2X」というブロックチェーン上に構成されています。
このC2Xとは既存のアプリケーションにブロックチェーンを組み込むことができるプラットフォームです。
Chromatic Soulsのように既にある程度完成しているアプリゲームをブロックチェーンゲームに作り替えることができます。
更にこのプラットフォームを利用するとトランザクションの高速化と手数料の削減が可能になるというメリットがあり、ブロックチェーンゲームにありがちな「レベルアップなどの操作ごとに多数のトークンが手数料として必要になる」といったことがありません。
Chromatic Soulsのトークンのユースケースを確認してもトランザクション実行によるトークンの支払いが明記されていないので、Chromatic Soulsは完全無料で遊べるブロックチェーンゲームといえるでしょう。
但し今後のアップデート次第ではプレイ人口の増加によって多少のトークン支払いが発生するかもしれませんね。
Chromatic Soulsの始め方
Chromatic Soulsは無料で始められ、プレイ環境はお手持ちのスマートフォンになります。まずはGoogle play、もしくはアップルストアでアプリケーションをダウンロードすればすぐに始められます。
ですが残念なことに、このゲームは日本国内のデバイスからではダウンロードができません。
現在公開されているChromatic Soulsのアプリケーションは先行プレイ対象国のみダウンロード可能となっていて、どうやら日本はその対象国にはいっていないようです。
今後のアップデートによってこの制限は取り払われていくと思いますが、現在公開されているロードマップではその日程を確認することはできませんでした。
前作をプレイしていて「早く最新作を始めたい!」と思っていた方にとっては非常に残念な状態ですが、一生プレイできないということではありませんので、追加情報を待ちましょう。
一定の条件を満たせばすぐに始めることも可能⁉
とはいえ「今すぐに始めたい!」「日本版のリリースまで待てない!」そんな方もいるでしょう。結論から言えばある条件を満たせばすぐにプレイすることは可能です。
少し手順は複雑ですがスマートフォン本体のシステムを改造しなくても挑戦できるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
※今回はandroidOSのスマートフォン対象のやり方となっています。iOSはまたやり方が異なりますのでご注意ください。
手順①VPNを利用してIPアドレスを海外に偽装
VPNとはバーチャルプライベートネットワークの略称で、仮想ネットワークを意味します。このVPNを作成するアプリケーションは無料で用意されているので「VPN アプリ スマホ」と入力して検索してみてください。
ダウンロードができたらVPNを起動して、IPアドレスの設定国を変更します。Chromatic Soulsは中国の企業が作っているゲームなのでChinaを選択するといいでしょう。
IPアドレスとは:IPアドレスはスマートフォンやパソコンの端末を識別するための固有の住所のようなもので、ネットワーク上で通信している相手を特定するために重要なコード
手順②外国のGoogleアカウントを作成する
VPNがうまく設定できたら次は新しくGoogleアカウントを作成します。こうすることで新しく作ったGoogleアカウントが海外からアクセスしているアカウントと認識されるため、ダウンロードができるようになるわけです。
androidの場合設定画面を開いてアカウントとバックアップをタップ。
アカウントを管理を開き、アカウントを追加を選択。
アカウント一覧が選択できるようになるのでGoogleを選択してアカウントを作り直せば準備完了です。
ちなみに、結果としてVPNでログインできるGoogleアカウントがあれば問題ないので既に複数のアカウントを持っていたり、別な方法でアカウントを取得できる方はそちらのやり方でも大丈夫です。
手順③ダウンロード
ここまでできればあとは先ほど設定したGoogleアカウントでGooglePlayのChromatic Soulsのページにアクセスしてダウンロードを開始するだけです。
少し複雑な操作ですが特別お金がかかる方法ではないので興味がある方は試してみてください。
Chromatic Soulsの遊び方
Chromatic Soulsはターン制のバトルRPGでプレイヤーは協力なキャラクターを集めてチームを作り、ダンジョンを攻略していきます。
現在は複数のゲームモードが用意されていて以下の4つがプレイできます。
- アドベンチャーモード
- ダンジョン
- リーダーボード
- パーティプレイ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アドベンチャーモード
アドベンチャーモードはChromatic Soulsのメインモードです。ワールドマップを探索しモンスターを討伐します。
このモードではモンスターを倒して報酬を獲得したり、様々なドロップアイテムを回収してキャラクターを成長させていきます。
戦闘自体はオートプレイで行われるため、戦闘開始前のセッティングが重要です。
オートプレイの最中はゲームを閉じていてもバトルは進行していくので、放置型のRPGと同じように時々進行状況を確認して、たまにセッティングを調整するといった手軽なプレイができるのも高評価です。
ずっとゲームに張り付いてプレイするのは大変ですからね。
ボス戦
アドベンチャーモードでは通常のバトルの他にボス戦があります。ボス戦に参加するにはチャレンジボタンをタップするだけです。
ボスは非常に強力ですが、討伐に成功すると次のステージへと進めるようになり、より多くのボスを倒したくさんのステージをクリアすると報酬が獲得できます。
この報酬にはキャラクターの成長に必要な経験値も含まれるため、積極的にボス戦に参加してキャラクターをレベルアップさせていきましょう。
ダンジョン
ダンジョンモードは4種類のダンジョンを攻略するモードで、ダンジョンの種類によってクリア報酬や特性が異なります。
ここからはそれぞれのダンジョンについて紹介です。
古代遺跡
古代遺跡は毎日変化する古代遺跡を冒険するモードです。ソーシャルゲームのデイリークエストみたいなものですね。
報酬はエレメントスキルスクロールというアイテムで全部で6種類の属性が存在します。
エレメントスキルスクロールはスキルを習得するためのアイテムのようなものです。
このアイテムをたくさん所有するとそれだけ多くのスキルが得られるので、ゲームをクリアしていくのに重要なアイテムとなります。
ラビリンス
その名の通り迷路のステージです。このステージは時間内であれば何度でも挑戦できるダンジョンで、報酬はゴールドやブルージェムなどのトークンになります。
制限時間があるということなので、このモードに関しては放置プレイはできないかもしれませんね。
チャプターダンジョンズ
チャプターダンジョンズはチャプターのすべてのダンジョンをクリアすると解放されます。
チャプターはそのダンジョンのボスを倒すことでクリアとなるので、このモードで遊ぶためにはまずはアドベンチャーモードのボス戦を攻略しなくてはいけません。
ステージの解放条件が厳しい分、報酬は価値のあるものが多く、ゴールドを始めとしたトークンや、エレメントスキルスクロール、武器作成のためのアイテムなどが獲得できます。
ある程度ゲームを進めることができたらチャプターダンジョンズにたくさん挑戦して強力なキャラクターを育てていきましょう。
ミスリル鉱山
ミスリル鉱山は特定のボス戦のステージで登場します。
ミスリル鉱山のボスを倒すと報酬としてミスリルが獲得できるので、レアアイテムの獲得を狙っていたり、装備の生成を行う予定のプレイヤーにとっては絶対攻略したいステージになるのではないでしょうか。
ミスリル:ミスリル鉱山で手に入る貴重なアイテムで、装備の作成やレアアイテムの購入に使用します。ゲームを進める上ではなり重要なアイテムです。
リーダーボード
リーダーボードでは冒険者リーグに参加してランキングバトルに挑みます。
冒険者リーグにはすべてのプレイヤーが参加できるので、リーグ期間中は上位ランカーを目指してたくさんプレイしましょう。
ランキング上位のプレイヤーには報酬として最も強力な武器を作ためのアイテム「ソウルストーン」が与えられます。
上位プレイヤーになるのはなかなか大変ですがチャレンジする価値は十分にありますね。
パーティプレイ
パーティプレイは他のプレイヤーと協力して進めるゲームモードで、Chromatic Soulsの基本プレイの一つです。
パーティを組んでボス戦に挑むことで、自分一人では倒せない強力なボスも倒せるようになるかもしれません。
もしパーティが集まらず、ソロプレイとなってしまってもコンピューターが自動でパーティに参加してくれるので、仲間がいなくてもゲームは進められるので安心ですね。
Chromatic Soulsの稼ぎ方
Chromatic Soulsの具体的な稼ぎ方は残念ながらまだ発表はされていませんでした。
しかしソウルストーンをC2XステーションでC2Xトークンに変換できるようなので、Play to earnをするためにはソウルストーンをたくさん集めれば良さそうです。
Defi機能がまだ実装されていないので変換率などは分かりませんが、もしソウルストーンとC2Xが1:1で交換できるとすると1ソウルストーン当たり100円程度となり、かなり稼げるゲームになるのかもしれません。
Defiの完成予定日は2023第1四半期までのスケジュールにも記載されていないので、まだ先の話になりそうですが、今のうちにソウルストーンを集めてみるのもいいかもしれません。
【まとめ】Chromatic Soulsは期待できるけれど分からない部分も多くあるゲーム
Chromatic Soulsは日本国内からはダウンロードできないため、先行版はリリースされているのにまだプレイできないという少し変わったブロックチェーンゲームです。
そのため先行者利益を狙ったプレイはできず、がっかりしている方も多いかと思います。
ですがゲーム自体は過去に人気があったタイトルですので、日本版のダウンロードが始まってからでもきっとまだ遅くはないはずです。
ソーシャルゲーム時代にはできなかった数々のゲーム性を取り入れたブロックチェーンゲーム版Chromatic Souls。
今後の開発が楽しみです。
執筆者 西村大樹