ビットコインが注目されてからおよそ10年。今では当たり前のように仮想通貨が話題となり、新しい銘柄も次々登場しています。
そんな中「次に来るかもしれない」と噂されている銘柄が登場。その名も“Cronos”。
この銘柄は仮想通貨決済に特化した銘柄で、仮想通貨の利便性を大きく飛躍させるかもしれないと注目されています。
そこで本記事では今話題の仮想通貨Cronosについて特徴と将来性を解説します。
「Cronosの将来性が気になる」
「Cronosに投資したら儲かるのか?」
この様な疑問を解決する内容です。是非最後までご覧ください。
Cronosとは
名称 | Cronos |
トークンシンボル | CRO |
公式ページ | https://crypto.com/ |
X | https://twitter.com/cryptocom |
https://www.instagram.com/cryptocomofficial/ |
Cronosとは、高いセキュリティ性能を持った決済ツール。主にCronosの運営元であるCrypto.com社が展開するNFTマーケットプレイスで利用できるトークンで、Crypto.comが手掛けるサービス圏では抜群の利便性を持った仮想通貨です。
Crypto.comとはどのようなサービスを提供する企業?
Cronosが利用できるCrypto.comのサービスとはいったいどのようなものなのでしょうか。
そもそもCrypto.comとは、仮想通貨を取引プラットフォームです。
世界で8,000万人以上のユーザーがいるCrypto.comは日本ではあまりなじみがありませんが、世界を代表する仮想通貨プラットフォームの一つです。
取り扱い銘柄はビットコインを始めとして、イーサリアム、カルダノ、ドージコインなど、メジャー通貨からアルトコインまで幅広く取り扱っています。
プラットフォーム内では様々なサービスが利用できる
Crypto.comのプラットフォームではさまざまなサービスが受けられます。例えば、仮想通貨のステーキング。Crypto.com内で、CROをステーキングすれば、ロックアップ期間に応じた報酬を獲得でき、取引以外でも仮想通貨を手にすることができます。
ステーキング報酬で得られるトークンの銘柄はWebページ内で確認可能。トークン・金額・ロックアップ期間を選択すると推定収益が算定されます。
ロックアップで獲得できるトークンの銘柄は現在16銘柄
- Bitcoin
- TetherUSD Coin
- Paypal USD
- Dai
- Pax Dollar
- Algorand
- Binance Coin
- Celer Network
- COSMOS
- Elrond
- Fantom
- Harmony
- NEAR Protocol
- VeChain
- Zilliqa
かなり多くの種類のトークンを獲得することが可能なので、長期保有する予定の銘柄があれば積極的にステーキングに参加したいところです。
ただし、注意点もあります。それはロックアップを行うにはCROが最低でも4,000は必要になる点です。
一応4,000未満のトークン量でもロックはできるようですが、ほとんど恩恵がないようなので、なるべく多く保有しておくに越したことはありません。
参考記事はこちら
仮想通貨の定期預金ができる
Crypto.comでは仮想通貨の定期預金ができます。毎日、毎週、毎月といった具合で定期的に仮想通貨を購入し、自動的に仮想通貨のポートフォリオを作っていきます。
こういったサービスは証券会社や銀行ではよく見受けられますが、仮想通貨で行えるのはCrypto.comだけ。
価格変動の激しい仮想通貨は、今はまだ定期的に貯蓄をしていくのはリスクが大きな資産運用とされていますが、今後仮想通貨の流動性が高まれば今から積み立てている人は大きな利益を手にすることでしょう。
小さな単価でコツコツ積み立てたい人にとってはCrypto.comはとても使い勝手の良いプラットフォームかもしれませんね。
仮想通貨を利用できるクレジットカードが作れる
Crypto.comでは、仮想通貨を利用できるクレジットカードが発行できます。発行できるカードはすべて金属性となっていて、高級感、デザインともに豪華な質感です。
また、このカードでもCROのロックアップによってさまさまな特典が付いており、40,000ドル分のCROをロックアップすると3%のリワードが発生します。
カードが利用できるサービスはSpotifi、Netflix、Amazonなどのエンタメサービスから空港のラウンジなど、使用用途は多岐に渡ります。
利用金額には限度が決められているものの、月額10,000ドルまでのATM引き出しに対応しているので、普段使いで困ることはほぼないでしょう。
カードの基本的な利用制限額は次の通り。
毎月の無料ATM引き出し | 1,000ドル |
毎月の外貨両替 | 非対応 |
毎月のATM引き出し額 | 10,000ドル |
月間の入金限度額 | 25,000ドル |
Cronosの特徴
クロノスの特徴は次の通り。
- NFTマーケットプレイスの利用
- クレジットカードとの提携
- 高いセキュリティ性能
それぞれ見ていきましょう。
NFTマーケットプレイスの利用
Cronosの運営元であるCrypto.comは、“Crypto.comNFT”というNFTマーケットプレイスを運営しているため、Cronosを使ったNFTの売買に対応しています。
マーケットプレイスの利用方法は簡単です。Crypto.comNFTのアカウントを作成すればすぐに誰でも取引が可能になります。
Crypto.comNFTでは膨大な数のNFTが販売されています。主にクリエイターが作成したイラストキャラクターがほとんどで、安いものなら1ドルから購入可能。
WEBブラウザの日本語翻訳を利用すると画面がホワイトアウトしてしまう不具合がたまに見られますが、利用方法が直感的に分かるような作りになっているのは好印象です。
仮想通貨を利用してNFTを購入してみたいという方にはCrypto.comNFTの利用がおすすめです。
クレジットカードとの提携
Crypto.comでは仮想通貨を利用したクレジットカードが作れます。このクレジットカードを利用してCronosと提携すると、ロックアップしたCROの数量に応じてリワードを獲得できます。
作成できるカードにはそれぞれランクが定められており、ロックアップが不要なスタンダードグレードから最上級のブラックまで、5つのグレードに分けられます。
グレードアップ要件は指定された量のCROを180日間ロックアップするだけ。より多くのCROをロックアップすると、それだけリワード率が高くなるので、長期的な投資目線で保有している方は、クレジットカードの作成も検討してみてはいかがでしょうか。
高いセキュリティ性能
Cronosは高いセキュリティが保たれた仮想通貨です。というのもCronosの発行元であるCrypto.comは仮想通貨取引プラットフォームを提供する企業。
ステーキングはもちろん、ロックアップに応じてランクアップするクレジットカードまで発行する会社のセキュリティが低いわけがありません。
クレジットカードの免責事項においてもアメリカ、シンガポール、イギリス、イタリアなど、欧米、欧州圏すべてをカバーするように作成されており、不正の防止や資金管理の健全性に関する事項を公開しています。
CROの価格動向
CROの2023年10月の価格動向は次の通り。
米ドルに対してCROの価格は約0.05ドル。8月以降、長らく低迷していたトレンドがようやく回復の兆しを見せてきました。
10月の中旬には一度大きく価格が上昇する場面も見られ、一時は0.06ドルを付ける形に。この後最終的には大きな上ヒゲとなってしましましたが、下値を切り下げていないところを見ると下落トレンドは底打ちしたと判断してもいいでしょう。
とはいえ、もともとは1ドル以上の価値があったCRO。年初来の高値は狙えてもローンチ後最高値を目指すのはまだまだ難しそうです。
長期的な成長を見越した投資であれば十分にリターンが狙えそうですが、短期目線では売り圧力が強くなりそうな0.06ドル付近が一旦の天井かもしれません。
CROの今後の動向
CROの今後の価格動向は、0.06ドルのレジスタンスを抜けるかどうかでトレンドが決まるでしょう。
2023年5月以降続いていた下げトレンドが、ようやく終わりを迎えたようにも見える現在のチャート形状。
しかし、直近には前回高値で意識されていた0.06ドルから0.065ドルにかけてのレジスタンスが待っており、本格的な上昇トレンドはここを抜けるかどうかがトレンド方向を左右する重要な判断材料になるはず。
仮に抜けたとすれば一気に年初来最高値の0.08ドルを目指す展開になる可能性が高く、もし抜けなければ再び底値を探る動きになりそうです。
いずれにしてもやや強気な相場に偏ってきていることは間違いなく、今後の動向には注目して監視していきたいところです。
Cronosの将来性
Cronosの将来性は非常に高いでしょう。その理由は仮想通貨の利用率の高まり。VISAと提携し、仮想通貨をクレジットカードとして使えるCronosの利便性は、他の決済系銘柄とは一線を画したものとなります。
既に仮想通貨は支払いのツールとして認知されている
本当に仮想通貨の利用率は上がっているの?
確かに疑問に思うところでしょう。しかし、実は既に仮想通貨は一部では支払い用の通貨として認知されていることをご存じでしょうか。
例えば、日本で支払いに利用できる有名なサービスで言えば、“ビックカメラ.com”があります。
ビックカメラ.comでは、税込み100,000までの購入額において支払いにビットコインが使えます。
当初、ビットコインを始めとした仮想通貨は価格の変動率が法定通貨に比べて非常に大きく、支払いには利用できないとされてきましたが、通貨の流通量や知名度が上がるにつれ、価格変動率が落ち着いたことで、少しづつ利用できる場面が増えてきています。
仮想通貨の利用には取引プラットフォームの利便性が欠かせない
実際に仮想通貨で支払いをする際に、必ず利用されるのが仮想通貨を取引できるプラットフォームです。先程のビックカメラ.comではビットコイン支払いを行う際は、bitFlyerのプラットフォームを利用しなくてはなりません。
つまり仮想通貨の利便性を決めるのは、トークンの銘柄よりもプラットフォームが重要だということが分かります。
ということは、より利便性の高い取引プラットフォームであるほど、仮想通貨を支払いや取引に利用されるケースが増えるというのは容易に想像ができますね。
Crypto.comの利便性は各プラットフォームの中でもトップクラス
ではCrypto.comの利便性はどうでしょうか。
VISAとの提携、NFTマーケットプレイスの運営、ステーキングなどの経済活動。現実とデジタルの両方で仮想通貨を利用できる機会を提供しているCrypto.comは利便性抜群のプラットフォームといえるはずです。
今はまだ仮想通貨の取引自体が浸透し始めたばかりですが、今後仮想通貨の取引が当たり前になった世界ではCrypto.comのユーザー数は増えるばかりでしょう。
トークンの値動きが活発なのも恐らくこういったCrypto.comを取り巻く背景が要因になっているはずです。
将来性に期待する銘柄として、投資先にCROを選択することはかなり勝率の高い投資といえるかもしれません。
【まとめ】Cronosは支払いの利便性を追求した銘柄
仮想通貨プラットフォームCrypto.comが運営するCronosは、仮想通貨の利便性を追求した銘柄です。
特にクレジットカード会社VISAとの提携により、預けてあるCROを担保にカードで商品を購入できるのはCronosならではの利便性です。
将来性も抜群、それでいて現在から利用価値のあるCronosは、いつ所有しても損のない銘柄の一つといえますね。
CROを購入するならbitcastle
CROは残念ながら日本の仮想通貨では取り扱っておらず、購入はDEXと呼ばれる仮想通貨交換所を利用しなければなりません。
そのため交換用の仮想通貨をあらかじめ用意する必要があるのですが、ここで利用をおすすめするのがbitcastle。
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執筆者 西村大樹