「仮想通貨は10年後も価値が上がっていく?」
「今から仮想通貨に投資をして今後も儲けられる?」
これから仮想通貨を始めようと思っている人は、まずはその未来や将来性を考える場合が多いのではないでしょうか。
この記事では、仮想通貨の10年後を予想しています。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の10年後についても触れているので、ぜひ投資の参考にしてみてください。
目次
仮想通貨は10年後も価値が上がる?
仮想通貨は需要と供給のバランスによって価値が変わりますが、10年後もその価値は上がっていくものと考えられています。
なぜなら、仮想通貨にはそれだけの需要があるから。仮想通貨が多くの人から必要とされることによって、その価値は上限なく高まっていくでしょう。
ちなみに、最初に誕生した仮想通貨であるビットコイン(BTC)は2009年の時点で約0.07円。2019年には約40万円となりました。10年で570万倍となったビットコイン(BTC)ですが、いち早くその価値に気付いた人は大金を手に入れることができ、なかには「億り人」と呼ばれる人もいたようです。
▼「億り人」についての詳しい解説はこちら。
伸びる仮想通貨と停滞する仮想通貨
仮想通貨は10年後も価値が上がっていくと考えられているとはいえ、仮想通貨全てを指しているわけではありません。
仮想通貨は、今や世界中で6,500種類以上存在しているため、その全てに将来性があるとは言えないでしょう。途中でプロジェクトが止まっていたり、システムがアップデートされなかったりすると、価値がつかないまま、もしくは価値が下がっていきます。
仮想通貨の種類について
仮想通貨は主にビットコイン(BTC)とそれ以外のアルトコイン(オルトコイン)の2種類に分けられるため、「仮想通貨=ビットコイン(BTC)」という認識の人も多いです。
しかし、アルトコインにもイーサリアム(ETH)をはじめとした、人気の仮想通貨がたくさんあります。今度も期待の持てるアルトコインが生まれ続けていくと思われるので、目が離せません。
▼ビットコイン(BTC)について詳しく知りたい方はこちら。
▼イーサリアム(ETH)について詳しく知りたい方はこちら。
仮想通貨が10年後も需要が続く理由
仮想通貨の需要は、銀行のような管理者を置かずにみんなで管理するシステムであることが根源となっています。「米ドルや日本円などの法定通貨はあまり信頼できないかも……」と考える人にとって、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は、まさに理想的な通貨と言えるでしょう。
主な需要を4つご紹介するので、仮想通貨を選ぶ際の参考にしてみてください。
①手軽に使える決算手段
仮想通貨は、国内外問わず低コストで安全に決済・送金できることが大きな特徴です。決算時に銀行やクレジットカードを利用するよりも手数料が安いので、利用するお店も増えています。国境をもたない通貨として、今後も需要が高まると考えられるでしょう。
▼仮想通貨を現金化する方法について知りたい方はこちら。
②銀行口座を持たない人にも使える
仮想通貨は、銀行口座を持っていない人も使えるのが利点です。仮想通貨を売買するには仮想通貨取引所を利用し、保有する際はウォレットと呼ばれるアプリやデバイスを使用します。スマホやパソコンさえあれば仮想通貨を使うことができるので、わざわざ銀行で口座作る必要もありません。
▼ウォレットについて詳しく知りたい方はこちら。
③投資や資産運用として利用
投資や資産運用には、株式・金・FXなどさまざまな金融商品がありますが、仮想通貨もその1つとして人気があります。他の投資商品と比べると現在は参入している人がまだ少ないため、まだまだ市場は伸びしろがあると予測されているようです。
▼仮想通貨のバイナリーオプションについて知りたい方はこちら。
④資産の逃避先の1つ
仮想通貨は自国の法定通貨の価値が安定していない発展途上国や新興国などで、資産の逃避先として利用される場合もあります。なぜなら、政治や社会情勢が不安定な国では自国の銀行にお金を預けておいても、突然その価値がなくなる可能性があるからです。
仮想通貨というデジタル資産に変えることで国境を問わず使える通貨となるため、資産の逃避先としては有効と言えるでしょう。
仮想通貨の10年後に期待!まだまだ伸びる業界
年月を重ねることで仮想通貨の価値が高まる場合もあります。5年後か10年後か、そのタイミングは予測できませんが、仮想通貨の未来は明るいと言えるでしょう。
発行上限によって高まる希少価値
仮想通貨は発行上限が決められているため、基本的に上限に達すれば希少価値が高くなって価格が上昇するものと考えられています。マイニングやステーキングの報酬で仮想通貨が発行されていくので、少しでも多くの仮想通貨を手に入れたい場合は早めに動く必要があるでしょう。
ちなみにビットコイン(BTC)の発行上限は2,100万BTC。2140年頃には新規発行がなくなるとされています。
▼マイニングやステーキングについて知りたい方はこちら。
ブロックチェーン技術を応用したビジネス
仮想通貨に使われているブロックチェーン技術は、さまざまなビジネスに応用できると考えられていて各分野で研究開発や実証実験が行われています。シェアリングビジネスやIOTへの利用、音楽データの権利関係など、ブロックチェーン技術は仮想通貨だけにとどまりません。
これにより仮想通貨自体の信頼も上がり、その価値も多くの人に認められるようになるはずです。また、進化した技術が仮想通貨に還元されることも期待できるので、今まで以上にその価値が上がると予想されます。
▼ブロックチェーンを使った地域活性化の取り組みも行なわれています。
仮想通貨の10年後に価値が暴落する場合の要因
仮想通貨の10年後がいくら期待に満ちていたとしても、その価値が暴落する可能性は0というわけではありません。
主な要因を2つご紹介するので、日頃からニュースなどをみて今後の動向を注意するようにしましょう。
①マイニングの報酬減とマイナーの動向
ビットコイン(BTC)の場合、マイニングの報酬が半減したときにマイナーの動向に影響を与える可能性があると考えられています。
現在、マイニングを行なっているのは主に中国国内の企業です。マイニングには、大規模高性能コンピューター(マイニング専用マシン)がたくさん必要で電気代もかかります。そのため、マイニングの報酬額によっては撤退もありえるでしょう。
ただし、問題が起こる前にビットコインの開発者とマイナーの間で話し合いが行われて、解決することも考えられます。どのタイミングで何が起こるのか、常に情報をチェックしておくと良いかもしれません。
②法規制による取引の制限
各国の仮想通貨に関する法規制によって、取引に制限を設けられる可能性があります。仮想通貨の扱いに制限があると、ユーザーの需要を満たすことができず、価値が下がってしまうことも考えられるでしょう。
もし国が仮想通貨を反対する姿勢を示した場合、通貨を移動したり、現金に換えたりするなどして、早急に対処することが重要です。
仮想通貨ではフェイクニュースに注意!
投資家が仮想通貨の暴落のスピードを高めるため、サイトやSNS、チャットなどに嘘の情報を書き込むこともあるようです。
誰もが知っている企業の名前が挙がると、誰だってつい気になってしまうもの。仮想通貨のニュースはそのまま鵜呑みにせず、裏付けが取れる情報だけを信じるようにしましょう。
ビットコインとイーサリアムの10年後を未来予想
時価総額や知名度がトップクラスのビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は、今後も価値が高まり続けると考えられます。
特にビットコイン(BTC)は、仮想通貨の業界では基軸通貨のような存在。さまざまな仮想通貨及びアルトコイン(オルトコイン)と取引することができるので、今後も需要が伸び続けていくはずです。
価格が今以上に高騰する前に、ぜひ投資を始めてみてはいかがでしょうか?
仮想通貨は10年後を見据えた長期的な資産運用をしよう
仮想通貨は、長期的な資産運用をしている人が多いようです。手っ取り早く利益を出して儲けたい場合は短期トレードを行ないますが、慣れないうちは代表的な仮想通貨を保有して様子見するのが良いでしょう。
価格が上昇する年単位でガチホする
価格変動が激しい仮想通貨は、年単位の長期で保有するのが基本です。ガチホ(ガチでホールドする)という言葉が親しまれるほど、そのスタイルは定着しています。
最初のうちは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、人気のある仮想通貨をへそくり程度に始めるのがオススメ。慣れてきたらいろんなアルトコイン(オルトコイン)に投資してみるのも良いでしょう。
【参考①BTC/JPY】ビットコイン(BTC)のチャート
【参考②ETH/JPY】イーサリアム(ETH)のチャート
▼ガチホのメリットやデメリットについては、こちらを参考にしてみてください。
ステーブルコインやペッグ通貨は10年後も安心?
価格変動が少なくなるよう設計された仮想通貨「ステーブルコイン」であれば、10年後もその価値を保ったままでいられると考えられます。
ステーブルコインは法定通貨と連動していて基本的に価格が安定しているので、国境を超えた法定通貨としての機能も期待されているのが特徴。特に注目したいのは、ドル・ユーロ・円・元などの法定通貨の価値に連動する仮想通貨「ペッグ通貨」です。
なかでも米ドルのペッグ通貨であるテザー(USDT)は送金や決済に利用しやすいので、国内外問わず人気があります。
▼ステーブルコインについて知りたい方はこちら。
▼テザー(USDT)について知りたい方はこちら。
投資リスクを下げるために分散投資する
仮想通貨を保有する場合、あらゆるリスクに備えて保有先を分散させておくことが重要です。
特に仮想通貨を保有しておく仮想通貨取引所は、ハッキングによる通貨損失やアカウント流出などが起きないとは限りません。そのため、取引所のウォレットやセキュリティをしっかり確認しておく必要があります。
▼仮想通貨取引所のウォレットや保管方法について知りたい方はこちら。
資産を安全に保管!仮想通貨取引所「ビットキャッスル」
長年にわたって資産を安全に保管するのなら、強靭なセキュリティ環境を整えている仮想通貨取引所「ビットキャッスル(bitCastle)」がオススメです。
「ビットキャッスル(bitCastle)」は、仮想通貨をオフライン上で管理するコールドウォレットを採用しています。そのため、万が一取引所がハッキングを受けても被害を最小限に抑えられるのが特徴。ほとんどの資産をその管理下に置いているので、安心して保管しておくことができます。
【まとめ】仮想通貨は10年後への将来性がある業界
仮想通貨は10年後も需要が続くと考えられるので、将来性がある業界と言えます。
今後も希少価値が高まり、ブロックチェーン技術の発達にも希望が持てることから、今から投資をしても十分間に合うはずです。
長期的な資産運用として、ぜひ仮想通貨の10年後に期待してみてはいかがでしょうか?
執筆者 西村大樹