「Immutable X(IMX)についてわかりやすく、ざっくりと知りたい」
「Immutable X(IMX)の特徴を簡潔に説明して欲しい」
「Immutable X(IMX)は買っても大丈夫なのか知りたい」
こういった方達は多数いらっしゃるのではないでしょうか?本記事ではこういった人たちの助けになるよう、Immutable Xの将来性や特徴、購入方法をわかりやすく解説していきます。
そのため、Immutable Xに興味がある方や購入を検討されている方はぜひご覧ください。
目次
Immutable X(IMX)とは
Immutable X(IMX)はオーストラリアの会社「immutable」によって開発された仮想通貨です。
Ethereum(イーサリウム)チェーン上でNFTの取引を行う際に仲介役となって親の負担を減らす等、NFT取引に特化しているレイヤー2のネットワークとして高い性能を有しており、現在多くの人から注目され、期待されている仮想通貨でもあります。
この仮想通貨を発行しているimmutableという会社は、ゲーム好きの方なら知っているかもしれませんが、ブロックチェーンベースのトレーディングカードゲーム「Gods Unchained」の開発元です。
immutableは2017年の仮想通貨バブルの後、仮想通貨やブロックチェーンへの関心が薄れてしまった時期を生き抜いただけではなく、ブロックチェーンゲームに必要な環境を自社開発し、他社に開放している実績のある会社です。
IMXトークン概要
通貨名 | Immutable X(イミュータブルエックス) |
ティッカー(略称) | IMX |
最大供給量 | 2,000,000,000IMX |
使用用途 | 取引手数料 ステーキング ガバナンス |
コントラクト | 0xf57e7e7c23978c3caec3c3548e3d615c346e79ff |
公式サイト | https://www.immutable.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Immutable |
Immutable X(IMX)の特徴
Immutable X(IMX)は、Ethereumチェーン上でNFTの取引を行う際に仲介役となる仮想通貨です。この仮想通貨はEthereumで問題を解決し、NFT関連で必須のチェーンになることを目指して開発されている仮想通貨です。
そんなImmutable Xがどのような機能を有しているのかや、特徴などを分かりやすく簡潔に解説いたします。
特徴①ガス代(取引手数料)が無料
Immutable X(IMX)で一番大きな特徴としてあげられるのは、ガス代(取引手数料)が無料だという点です。これがどういうことだというと、NFT取引やEthereumの問題と関係してきます。
NFT取引を行う際一番使われているネットワークであるEthereumにはいくつかのメリットがあります。具体的には、ネットワークは安全性が高いのはもちろん、不正が起きにくいなどセキュリティー面もしっかりしており、汎用性も高いといったものが存在します。
しかし残念なことにメリットだけではありません。Ethereumいくつかの欠点が存在し、そのうちの一つがガス代の高さです。
ガス代の高さには振れ幅があり、高い時は5,000円~20,000円する時もあるため、多くのユーザーの負担になり、悩みの種となっていました。そんなEthereumの欠点を解決するために開発されたのが、Immutable Xです。
Immutable Xにはガス代が無料になる他、いくつかのメリットがあるこの仮想通貨は現在多くの人に注目され、重要な存在になりつつあります。
実際、既にオープンしているNFTマーケットではETHでアセットの取引が可能なのですが、今後はこの取引にかかる手数料の20%がImmutable Xで支払われる予定となっています。
また、トークンを保有していない方は自動でETHとIMXが交換されるようになります。そのため、取引が活発になることで、このトークンの需要や価値観もどんどん上がっていくというわけです。
特徴②トランザクション(取引にかかる時間)が速い
ガス代の無料と同じく、もう一つ大きく注目されているImmutable X(IMX)の特徴は、トランザクション(取引にかかる時間)が速いことが上げられます。これもEthereumの問題と繋がってくるメリットです。
Ethereumのネットワークは安全性が高く、スマートコントラクト機能のおかげで、仮想通貨のやりとり(契約)方法を自由にプログラミングできるという大きなメリットがあります。
しかし、それと同時に「ガス代が高い」、「取引にかかる時間がとても遅い」という有名なデメリットも存在しています。
そんなデメリットを解決するためImmutable Xは特徴①で述べたガス代を無料にする機能だけではなく、トランザクション(取引にかかる時間)の高速化も行えるよう開発され、ガス代が無料でトランザクションが速い仮想通貨としてこの世に誕生しました。
そのため、これまでにEthereumで問題になっていたガス代と取引にかかる時間の長さに困っている方に最適な仮想通貨といえます。
特徴③ステーキングが可能
Immutable X(IMX)のユーザーに大きな影響を与える特徴の一つとして、ステーキング機能があります。
ステーキングとは、仮想通貨を保有してブロックチェーンのネットワークに参加することにより、対価として報酬がもらえる仕組みのことを指します。
もし保有している仮想通貨がステーキング可能である場合、仮想通貨を預け入れることで時間の経過とともに預け入れた通貨の量に応じた報酬を得られます。
このシステムをシンプルに分かりやすく説明するなら銀行預金の利息みたいな物です。
そんなステーキングをImmutable Xは可能としています。Immutable Xのステーキングの仕組みとしましては、取引手数料として徴収されたImmutable Xはステーキングリワードプールに送られます。
そして、そこで貯まった分がステイカーに分配されます。そのため、取引量が増えればステーキングする人にとって大きなメリットとなることに間違いありません。
特徴④ 様々なゲームがImmutable X(IMX)上で開発されている
Immutable X(IMX)上では、様々な魅力的なゲームが開発されています。具体的なゲーム名は、以下の通りです。
- Gods Unchained(ゴッド・アンチェーンド)
- Illuvium(イルビウム)
- Guild of Guardians(ギルド・オブ・ガーディアンズ) など
どれも非常に大きな期待を寄せられている大注目のゲームです。
また、大人気動画サービスTikTokが「Immutable Xを使ってNFTに参入する」という発表をしており、ゲームファンやTikTokファンの間でかなり話題になりました。
さらに、OpenSeaという世界最大級のNFTマーケットもImmutable Xと提携済みです。また、Immutable Xオリジナルマーケットも既に用意されているため、Immutable Xは今後NFT分野で大活躍すると考えられます。
【参考記事】NFTについてはこちら
Immutable X(IMX)の現在の推移価格
Immutable X(IMX)はレイヤー2ネットワークの統計情報を扱うL2Beatによると、Immutable XのTVLは2021年12月現在で1億3,200万ドルです。また、主要なレイヤー2ネットワークの中でTVLランキングの7位に位置しているなど高く評価されています。
Immutable Xの価格は現在でこそ下がり調子ですが、暗号通貨の人気はどんどん高まっており、それはImmutable Xも同様です。そのため2022年にはImmutable Xの購入需要が高まり、それは2023年にも続くのではないのかと予測されています。
実際、YouTubeやその他のSNSを見ると、Immutable Xなどの予測動画がたくさんあり、複数の専門家が価格が上昇する可能性は珍しくないといっています。そのため、今後の動向に注目して損はないでしょう。
Immutable X(IMX)の今後と動向
Immutable X(IMX)を購入するか悩んでいる人にとって、将来性の有無は非常に気になることでしょう。そこで、この項ではImmutable X(IMX)の将来性を左右する3つのポイントをご紹介します。
将来性① 他のNFT関連通貨との差別化
Immutable X(IMX)以外にも、NFTに関連する仮想通貨にはさまざまな種類が存在します。その中でも特に人気の高い通貨は、以下の通りです。
- Enjin Coin(ENJ):マインクラフトなどの30種類以上のゲームと連携済み
- Chiliz(Chiliz/CHZ):スポーツ界での利用が進んでいるNFT関連銘柄
- Decentraland(MANA):Decentraland(ディセントラ・ランド)という仮想空間内で使える銘柄
- The Sandbox(SAND):The Sandbox(ザ・サンドボックス)内で獲得できる銘柄
今後Immutable X(IMX)がこれらの仮想通貨銘柄と大きく差別化を図れれば、価格の高騰に繋がると考えられます。
将来性② NFTの普及
Immutable X(IMX)はNFTの発行に使えたり、プラットフォーム上でNFT関連ゲームを開発していたりします。そのため、Immutable X(IMX)の発展とNFTの普及は大きく関連しています。
NFT技術は、デジタルアートを資産化するものとして大きく注目されており、なかには数億円規模で取引された事例も存在します。しかし、一般人に広く普及しているとは言えないのが現状です。今後、NFTが広く親しまれるようになれば、Immutable X(IMX)の人気も高まり、価値が向上するでしょう。
将来性③ NFTマーケットプレイスとの連携
先述した通り、Immutable X(IMX)は世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaと連携しています。
NFTマーケットプレイスは、OpenSea(オープンシー)の他にもRarible(ラリブル)やSuperRare(スーパーレア)などがあります。また、日本国内のNFTマーケットプレイスであるCoincheck NFT(β版)も注目されています。
今後、新たなNFTマーケットプレイスとの連携が発表されれば、Immutable X(IMX)の人気はさらに高まると考えられます。そのため、Immutable X(IMX)の動向を追いたい人は、各NFTマーケットプレイスの発表を定期的にチェックすることをおすすめします。
また、My Crypto Heroesを開発する日本のdouble jump.tokyoもImmutable Xとパートナーシップを締結したり、Bybit の現物取引プラットフォームに上場したりと様々な行動を起こしています。
その結果、多くの人からこれから値上がりして行くであろうと予測されています。
Immutable Xはすでに大手サービスとのパートナーシップも発表されているだけでなく、今後はOpenSeaと連携し、さらに多くのサービスによる利用が期待されていますので
「どのようにNFT取引に特化していくのか?」
「独自の立ち位置を確立できるのか?」
といった点に注目しながら、目を光らせて損はない仮想通貨といえます。
Immutable X(IMX)の購入方法
Immutable X(IMX)は2021年11月に、海外の仮想通貨取引所BYBITに上場しました。
これによりBYBITって現物取引が可能になりましたので、トークンの売買を行いたい方はBYBITを利用しましょう。このBYBITは本人確認も不要となっていますので、誰もがすぐに取引を開始できます。
またImmutable X(IMX)は購入する以外にも獲得方法が存在します。具体的には
- ポイントによる獲得
- ステーキング
- キャンペーンでの獲得
が、あります。こうした方法でImmutable Xは購入・獲得が出来ます。
bitcastleで今後取り扱う可能性も
大人気仮想通貨取引所のbitcastleでも、今後Immutable X(IMX)を取り扱い始める可能性があります。bitcastleには以下のような魅力があるため、とてもおすすめです。
- 世界最速のバイナリーオプション取引(5秒間)を体験できる
- 主要銘柄は手数料0円で取引できる
- ほとんどの仮想通貨が安全なコールドウォレットで保管される
【参考記事】bitcastleについてはこちら
Immutable X(IMX)のまとめ
今回はImmutable X(IMX)の特徴や将来性などについてを解説いたしました。
本記事の内容を分かりやすくまとめると、
- Immutable Xはオーストラリアの会社immutableによって開発された仮想通貨
- Ethereum(イーサリウム)チェーン上でNFTの取引を行う際に仲介役となる仮想通貨
- Ethereumの欠点であったガス代の高さと取引にかかる時間の遅さを解決するために開発された
- 海外の仮想通貨取引所BYBITで購入できる他、ステーキング・ポイント・キャンペーンでも獲得できる
となります。
こうした特徴のあるImmutable Xは、現在複数の提携先を持っています。大きな提携先の一つとして有名なのが、NFTマーケットプレイス最大大手のOpenSeaです。
OpenSeaは、Immutable Xを使い手数料を払ってくれるので、今最もNFTの取り扱いが多いOpenSeaはどんどんImmutable Xを使用していくと予想されます。
他にもImmutable Xはブロックチェーンゲームとも提携しており、Gods Unchainedをはじめ、Guild of Guardiansやilluviumといった期待のタイトルでImmutable Xは活用されるそうですので、Immutable X今後価格の上昇が大いに期待できるでしょう。
執筆者 西村大樹