Pi Networkは怪しい仮想通貨?将来性や使い方を解説

「Pi Networkってどんな仮想通貨なの?」

「Pi Networkの将来性が知りたい」

近年、仮想通貨は世間でも認知され、注目度が高まっています。今回はそんな仮想通貨の一つで、無料で通貨を増やすことができると今話題になっている、「Pi Network(パイネットワーク)」についてご紹介していきます。

Pi Networkついて詳しく知りたい方のために、ここではPi Networkの特徴やメリット・デメリット、将来性、使い方まで詳しく解説していきます。

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Pi Networkの特徴

Pi Networkのダウンロード画面

Pi Networkは、アメリカのスタンフォード大学の博士号を有するチームが、誰でも仮想通貨を平等に届けたいとの思いからつくられたデジタル通貨です。ここでは、そんなPi Networkの特徴をご紹介していきます。

現在の価値は0円

2021年10月現在、Pi Networkには価値がありません。というのも、仮想通貨市場に上場してない通貨は価値がつかないからです。

そのような通貨を保有していても意味ないと思う方も多いでしょう。しかし、2021年に600万円以上の値段がついているビットコイン(BTC)でさえ最初は0円の価値でした。

1つ目の取引所に新規上場する仮想通貨は価格高騰することが多く、Pi Networkの新規上場時にも大幅な高騰が見込めるでしょう。

Pi Networkが上場し、必ず価値がつく保証はありませんが、将来の仮想通貨市場への上場は大いに期待できます。

Piの上限は1億人

Pi Networkの通貨であるPi(パイ)は、参加者が1億人になるまで増え続ける予定です。1億人になったら今のようにPiを得ることができなくなります。

現在Pi Networkは価値がありませんが、プロジェクトコミュニティの広がり方や、ユーザー数、話題性などから、今後価値がついてもおかしくない状況にあります。

今ならまだ無料で始められるので興味がある人は始めてみましょう。

Pi Networkは一人に1つのアカウント

Pi Networkは、ネットワークの公平性と民主主義を確保するため、一人に1つのアカウントしか許可していません。

1人による複数のスマホを使った不正利用があれば、Pi Networkはスマホの数だけPiのマイニングが行えることになります。スマホを大量に持つ業者が大量のPiを保有し、上場したら一気に大量売却されることで将来的にPiの価格暴落を引き起こす危険性が出てきてしまいます。

このようなことからも、Pi Networkは一人に1つのアカウントを徹底しています。

Pi Networkのメリット

スマートフォン

ここでは、Pi Networkを保有することでどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

無料で仮想通貨を増やすことができる

Pi Networkは、スマホのアプリを一日1回タップするだけでPiを無料で増やすことができます。

Pi Networkを増やしていくためのお金は全くかかりません。スマホさえあれば誰でも簡単に始められるサービスなのです。

2021年10月現在では全世界で毎日Piのマイニングに参加している人は2100万人を超えています。

友達を紹介してマイニング報酬が増加

新たにPi Networkを始めた人に自分の招待コードを入力して貰うと、紹介した人数に応じて1日に受け取ることができるマイニング報酬が増加します。

紹介すればするほど報酬額が増えていくので、友達が多い人は通常よりも早いスピードでPiを貯めることができます。

環境に負荷をかけない

ビットコイン(BTC)をマイニングで増やすためには、広大な敷地と、高精度のコンピュータが必要になり、多くの電力を消耗します。

現在ビットコイン(BTC)のマイニングは、その両方を満たす中国で主に行われています。しかし、環境への負荷が大きいことから中国では大きな問題と見なされています。「ビットコイン(BTC)のマイニングは地球にとって危険なレベル」という意見も出てきています。

一方で、Pi Networkは一般の人でも簡単に使うことができるように設計されており、電力コストは微量です。スマホのバッテリーが大きく消耗されることもありません。アプリをダウンロードして1日一回アプリをタップするだけでPiが増えるという簡単なものです。

そのため、最初の登録さえできれば、仮想通貨について知識のない人でも簡単に参加することができます。

このことから、Pi Networkは環境に優しい通貨であるといえます。

Pi Networkのデメリット

泣く男性

Pi Networkには無料で通貨を増やすことができたり、環境に配慮した仮想通貨であることがわかりました。一方で、Pi Networkにも懸念する点があります。ここでは、Pi Networkのデメリットについてご紹介していきます。

個人情報の入力が必要

Pi Networkに登録する際、Facebookアカウント、電話番号、Appleアカウントのいずれかで登録が必要になります。

また、Piの換金時にパスポートや免許証といった、公的機関が発行する身分証の写真を提出して本人確認を行います。

誤った情報を入力するとマイニング報酬が受け取れないので、登録時には正しく入力しなければいけません。

クレジットカードや銀行口座といった金融機関の情報は必要ないので勝手にクレジットカードが使われるといった被害は起こりません。

さまざまな大手機関でも個人情報の取り扱いは厳重にしていても流出してしまう事件が後を絶たないため、不安に感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、本人確認が必要な理由は1人による複数のスマホを使った不正利用を防ぐことが目的だということです。もし、本人確認を導入しなかった場合、Pi Networkではスマホの数だけPiのマイニングが行えることになります。スマホを大量に持つ業者が大量のPiコインを保有し、上場したら一気に大量売却されることで将来的にPiの価格暴落を引き起こす危険性が出てきます。

業者による不正利用による被害を防ぐため、身分証の提出と電話番号の認証が必須としているのです。

1日1回、手動で動かす必要がある

Pi Networkのアプリはほぼ全自動でマイニングを行ってくれるのですが、1日1回、手動でマイニング報酬の受け取り作業を行う必要があります。

アプリを開いてタップするだけですが、忘れずに毎日やらないと報酬は増えていきません。

Pi Networkのアプリには報酬の受け取り時間が来ると通知してくれる機能もあるので、忘れたくない人は設定しておきましょう。

利益にならない可能性がある

Pi Networkが発行するPiの現在の価格は0円のため、仮想通貨取引所に上場できなかった場合は無価値のままです。

個人情報の入力や毎日の作業が無駄になる可能性も0ではありません。 無料で始められるので手軽ではありますが、このようなデメリットがあることも考えておく必要があります。

Pi Networkの将来性

スマホの世界

前述したPi Networkのメリット・デメリットを踏まえたうえで、ここではPi Networkが将来性のある仮想通貨なのかを解説していきます。

2021年後半に上場する可能性も

Pi Networkは、現開発が進めば2021年末にも上場するとの予想がありますが、これは確定情報ではありません。

2021年年末に新サービスの開始を予定しているため、同時期になるのではないかという噂程度の話です。

Pi Network自体が上場しないことも十分に考えられますし、Pi Networkを始めるのならば「上場したら儲けもの」くらいの感覚が良さそうです。

2021年中に何らかのアクションがなかったとしても、ネットワークが適切に開発されれば、2025年までにPiの価格は5ドル以上に上がる可能性があるとも噂されています。

マイニング速度が参加人数とともに半減

数秒ごとに Pi は増えてきますが、このマイニング速度はマイニングへの参加人数=マイナーと共に半減しています。これは、ビットコイン(BTC)のように半減期があるということです。

初期のマイニングスピードは0.4π/hでしたが、現在は0.2π/hに減少しています。今後マイナーの増加と共に、だんだんと半減していき、マイナーが10億人に達するとゼロになります。つまり、早く参加すれば参加した分だけ、メリットが大きいということです。

ロードマップどおりに開発が進んでいる

2019年からプロジェクトは進行し、ロードマップに沿って進行しています。最近では、PiBrowser App、PiMobile Walletなどをリリースしており、開発は予定どおりに進んでいることが伺えます。チームメンバーについても写真で顔出しをしているため安心感があります。
 
【プロジェクトメンバー】

◆ニコラス・コッカリス博士
テクノロジー責任者。スタンフォード大学の博士号とスタンフォード大学の最初の分散  型アプリケーションクラスのインストラクター。


◆チャンディアオファン博士

製品責任者。スタンフォード大学で人類学の博士号を取得。人間行動と人間グループ研究の専門知識を持つ。

Pi Networkの使い方

スマホを持つ女性

ここでは、Pi Networkの使い方をご紹介します。

会員登録のための個人情報を入力してアカウントを作成します。

  • アプリをダウンロードし、インストール
  • Facebookアカウント、電話番号、Appleアカウントのいずれかで登録
  • パスワードを設定
  • アカウントの設定(Piの請求のために「本名」での登録が必須)
  • 紹介者情報の入力 ※必須

Piの請求には名前が正しく入力されていることが前提です。この修正は2週間以内にしかできません。

折角Piが増え、価値がついたとしても、本名でないと利益を得ることができなくなるので、注意してください。

また、登録の際は「紹介者」が必須です。本サイトの「bitjournal」を入力していただくとスムーズです。

紹介コード:『bitjournal』

設定が完了すると、アカウント情報が公開された状態となります。
匿名設定ができるので、設定を済ませておきましょう。

匿名設定は上記と同じページ「プロフィール」より設定できます。「実名を隠す」をONにしましょう。

Pi networkのアカウント情報画面

登録が終わったら以下の緑色の雷マークをクリックします。これだけです。
雷マークをクリックすると24時間のマイニングがスタートします。マークの下の「0.12」「π/h」とは1時間に0.12π獲得出来ると言う事です。24時間経つと一度マイニングはストップするので、再度雷マークをクリックします。これを毎日繰り返してPiを貯めていくアプリとなっています。

Pi networkのアプリ画面

現在のπの獲得量はスマホアプリ上部に表示されています。

Piの獲得量を増やしたい場合は、友人を招待していくことです。友人を招待し友人がマイニングした数%の割合が自分の報酬として入ります。現状2100万ユーザーがこのアプリを利用しているようですが、日本での浸透率はまだ少ないかと思います。
しかし、今後は多くの人数が参入することが予想されるので今が獲得量を増やす最大のチャンスです。

【まとめ】Pi Networkは初心者でも始めやすい通貨

Pi Networkは、スマホでアプリをダウンロードさえすれば、コスト0で誰でも簡単にマイニングを行うことができるため、初心者でも簡単に始めやすいプロジェクトです。

また、ビットコイン(BTC)は環境汚染が問題視されていますが、Pi Networkは環境にも配慮しているため、環境汚染に加担しない方法です。

仮想通貨の案件は詐欺も多いので、慎重に検討して決断すべきですが、Pi Networkについては、個人情報以外ではリスクなく始めることができるので私も始めることにしました。

Pi Networkは参加者が1億人になるまで増え続ける予定です。1億人になったら今のように気軽にPiを得ることが出来なくなるので、参加するなら今のうちです。

とはいえ、Pi Networkにもメリット・デメリットの両方が存在するので、それらを踏まえたうえでご自身の判断で参加を決めましょう。

執筆者 西村大樹

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