「Rally(RLY)がどんな仮想通貨かよく知らない」
「Rally(RLY)を購入したいけど将来性はあるの?」
Rally(RLY)<ラリー>といえば、ソーシャルトークンを発行できるプラットフォームと、そこで使われる仮想通貨(暗号資産)のことです。
このソーシャルサービスでは、プログラムの知識がなくても独自コインを作ることができるので、最近はNFTに続くブームになると考えている人も多いのだとか。
この記事では、Rally(RLY)の特徴や将来性について解説します。ソーシャルトークンに興味のある人は、ぜひ読んでみてください。
目次
Rally(RLY)とは
通貨名 | Rally(ラリー) |
単位 | RLY |
プラットフォーム | Rally(ラリー) |
ブロックチェーン | Ethereum(イーサリアム) |
発行上限 | 15,000,000,000 RLY |
現在の価格 | 約25円 |
時価総額 | 約59,132,401,793円 |
市場ランキング | 115位 |
公式サイト | https://vaults.rally.io/vaults https://rally.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/rally_io |
※2022年1月28日時点。
Rally(RLY)<ラリー>は、ソーシャルトークンを発行できるプラットフォーム「Rally」と、そのシステムの一部として発行・利用される独自トークン(仮想通貨)「RLY」のことです。
プラットフォーム「Rally」では、自分で好きなコイン名を付けた仮想通貨を作ることができます。そのため、発行した仮想通貨(ソーシャルトークン)は「独自コイン」「クリエイターコイン」「ソーシャルコイン」とも呼ばれます。
ちなみに、このソーシャルトークンの一種とされているのが、近年話題となっているNFT(非代替性トークン)です。そのため、NFTについても知っておくと、Rally(RLY)をより深く理解することができるでしょう。
【関連記事】NFT(非代替性トークン)についての詳しい解説はこちら。
Rally(RLY)の特徴
Rally(RLY)<ラリー>を説明する際は仮想通貨やトークン、コインなどの似た言葉が並ぶので、少しややこしいかもしれません。
理解するポイントは、発行される経緯やその用途を知ること。特に、ソーシャルトークンについてはNFTとの違いも把握しておくとベストです。
ここでは、Rally(RLY)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴① クリエイターのコミュニティプラットフォーム
「Rally」は、イーサリアムチェーン上に構築されたプラットフォームです。
このプロジェクトの目的は、次世代型クリエイターコイン(ソーシャルコイン)の創出と流通。そのため「Rally」では、独自コインを立ち上げることができるソーシャルサービスを提供しています。
大きな特徴は、プログラムの知識がなくても、誰でも簡単に独自コインを発行できること。主に利用しているクリエイターは、様々な分野の有名人やブランド企業などです。
一般の人でも独自コインを発行することができますが、その独自コインにどれだけの価値がつくかは自分次第。そのため、利用するクリエイターはインフルエンサーなどの有名人が多いようです。
特徴② コミュニティを支えるソーシャルトークン
プラットフォーム「Rally」で発行することができる独自コインは、ソーシャルトークンと呼ばれるものです。
ソーシャルトークンとは、簡単に言えば特定のコミュニティに関連したトークン。発行主体となる個人やブランドに価値が裏付けられたトークンとも言えるでしょう。
ソーシャルトークンは、コミュニティのリーダーがトークンを分配する権限を持ちます。そしてコミュニティに属するユーザーは、このソーシャルトークンを保有することでいろんな特典を受けられるというわけです。
特典の内容については、コミュニティによって様々。そのため、オンラインイベントの開催や限定グッズの販売といった特典を用意することで、各々独自コインの価値を上げることができます。
これはクリエイターにとって、収入を得やすい仕組みでもあるのが魅力です。
プロサッカー選手の本田圭佑さんが独自コインを発行
2020年10月に、日本のプロサッカー選手・本田圭佑さんが独自コイン「KSK Honda Coin」を発行したことで話題になりました。コミュニティの内容としては、国内外問わず参加できるファンクラブのような意味合いが強いように見受けられます。
また、集まったお金をどのように使うか、独自コインの保有者に開示される点はファンにとって安心材料の一つ。「よりオープンな形でファンと繋がりたい」と考える本田選手の想いもあって、この試みは多くの人に受け入れられやすかったようです。
- Discordの「本田圭佑プライベートチャンネル」に参加可能。
- 「本田圭佑プライベートチャンネル」で、世界中を飛び回る本田圭佑の生活に密着した活動アップデートを視聴可能。
- 「本田圭佑プライベートチャンネル」のチャット機能で本田圭佑やメンバー同士でのコミュニケーションが可能。
- 「KSK Honda Coin」の保有ランキングを本田圭佑が自ら発表。
ソーシャルトークンはNFTより市場性が高い?
ソーシャルトークンは、仮想通貨と交換することができます。NFT(非代替性トークン)も仮想通貨に換えることができますが、NFTマーケットプレイスなど販売場所が限られる点が難しいところです。
それに比べてソーシャルトークンは仮想通貨扱いなので、NFTと違って市場取引が可能。独自コインと呼ばれるだけあって、流通しやすい仕組みが整っています。
【関連記事】NFTについて、もっと詳しく知りたい場合はこちら。
特徴③ コミュニティの活動報酬を得ることができる
コミュニティは活動内容の活発さなどに基づいて、「Rally」の独自トークン「RLY」が毎週報酬として付与されます。そして、そのコミュニティのユーザーは、独自コインの保有数に比例した「RLY」を受け取れるのが特徴の一つです。
「Rally」のシステムの一部として発行・利用される「RLY」は、いわゆるガバナンストークン。ガバナンストークンとは、運用や開発についての方針を決めるための投票権のようなものです。
イーサリアムチェーン上で発行されるため、ERC-20系トークンとも呼ばれ、仮想通貨(暗号資産)として扱われます。
【関連記事】イーサリアム(ETH)についての詳しい説明はこちら。
Rally(RLY)の現在の推移価格
2021年3月中旬に、Coinlistで「RLY」のトークンセールが発表。4月1日から販売が開始されたことで、価格が急騰しました。
また、7月には大手の仮想通貨取引所「coinbase(コインベース)」に上場。知名度が一気に上がりました。
しかし現在は下落傾向にあり、このままでは以前のような価格に戻るのは難しいでしょう。
「Rally」は有名なクリエイターが参加することで、ユーザー数が爆発的に増える傾向にあります。そのため、もし今後世界的な有名人が独自コインを発行することがあれば、ユーザーが増えて「RLY」の需要が伸びる可能性もあり得るかもしれません。
もし資金に余裕があれば、分散投資を兼ねて価格が安い今のうちに「RLY」を購入しておくのも良いでしょう。
Rally(RLY)の今後と動向
「Rally」は、芸能人のようなファンビジネスを行なっている人にとって、最も適したソーシャルサービスと言えます。
近年はYouTubeなどを利用して自分でコンテンツを制作して収益化を目指すクリエイターが多いことから、きっかけさえあればNFTブームのように独自コインの価格が上がっていくことも夢ではないでしょう。
インフルエンサーによるSNS上の発言によって、価値が高騰することも多い仮想通貨。ミームコイン(ネタとして生まれたジョーク通貨)に投資する人も多いため、クリエイターと独自コインの人気次第でユーザー拡大が期待できます。
【関連記事】ミームコインが気になる人は、こちらの仮想通貨を要チェック!
Rally(RLY)の購入方法
Rally(RLY)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Gate.io(ゲート)
- Bithumb(ビッサム)
- KuCoin(クーコイン)
- Huobi Global(フォビ)
- Coinbase Exchange(コインベースエクスチェンジ)
- Uniswap(ユニスワップ)
海外の仮想通貨取引所でRally(RLY)を購入する手順は下記の通りです。
-
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
-
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でRally(RLY)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
-
- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Rally(RLY)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
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【関連記事】bitcastleについて詳しく知りたい方はこちら。
【まとめ】仮想通貨Rally(RLY)にはNFTに続く将来性がある
Rally(RLY)<ラリー>は、コミュニティプラットフォーム「Rally」と、そこで発行・利用される仮想通貨(暗号資産)「RLY」のことです。
「Rally」ではソーシャルトークンと呼ばれる独自コインを発行できるだけでなく、活動報酬を得ることができます。そのため、クリエイターとユーザーの両方に利益が発生する仕組みです。
NFTよりも流通しやすい独自コインは、クリエイターの知名度によって需要が高まっていくと考えられるので、「Rally」の独自トークンである「RLY」とあわせて価格上昇が期待できるのではないでしょうか。
執筆者 西村大樹