仮想通貨MetisDAO(METIS)の特徴や購入方法を解説

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MetisDAO(METIS)という仮想通貨を知っていますか?

MetisDAOは、初めてコミュニティメンバーが結束して「バベルの塔の再建」というNFTを作った際に利用されたネットワーク基盤で、そのネイティブトークンがMetisDAO(METIS)です。

実際に、作られたNFTはOpenSeaでオークションにかけられました。

オフィスがなくても、ネットワーク上で世界中からメンバーを集めてコミュニティを運営できる仕組みができつつある近年では、この仕組みはまさに注目すべきものです。

そこで今回は、MetisDAO(METIS)の将来性を、特徴やニュースを交えてお伝えします。

これから仮想通貨の購入を検討している人や、ネットワーク上でのビジネスの開始やコミュニティを持つことに興味のある人は、ぜひ最後まで見てください。

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MetisDAO(METIS)とは

MetisDAO(METIS)とは

仮想通貨名  MetisDAO
ティッカーシンボル METIS(メティス)
最大供給 10,000,000METIS
市場ランキング 223位
時価総額 ¥42,445,708,856
公式サイト https://www.metis.io/
公式Twitter https://twitter.com/metisdao

※2022年3月7日時点

運営組織であるMetisは、Web2.0からWeb3.0へ完全移行をサポートするための低コストかつ、性能を上げやすくするためのサポート機能を持つフレームワーク(Metis Rollup)を作っています。

Metisは2019年にエレナ・シネルニコア氏によって創設されました。

2021年にはたくさんのプロジェクトの発足があり、今後の大きな成長が期待されます。

分散型自立組織(DAO)の構造を、運用管理に必要な構成に組み込むことで、これまでよりも簡単に誰でも利用することができることを目指しています。

MetisDAO(METIS)は、給与管理や企業向けの業務・情報システム、メッセージツールなどの組織の管理に必要なものを事前にテンプレートとして用意をすることで、様々なコミュニティが利用できるようにしています。

全員が同じチーム(労働者)として働く分散型自立組織(DAO)だけでなく、いわゆる株式会社などの経営者のいる自律分散型企業(DAC)の設立のサポートにもなります。

Web3.0とは?
大手企業が保持していた多大な情報はセキュリティ面で危険があると言われており、情報を安全性の高いブロックチェーン上で分散管理することで安全性が高くなると期待されている新しいインターネットの在り方

また、MetisDAO(METIS)が特に注目されている点としては、世界中で多くの人が利用しているイーサリアムブロックチェーンの課題が解決できることです。

イーサリアムブロックチェーンがもっていた下記の6つの課題に対して対応しています。

  • 安全性
  • レイヤー2を追加することで、さらに安全性が高まる

  • 機能拡張性
  • レイヤー2を使うことで新たな追加機能を充実させることができる決済の速さやコストの低下、データの保存ストレージがあることから低価格で拡張できる

  • 使いやすさ
  • プログラミングコードの知識がなくても構築できる

  • 決済の速さ
  • わずか数秒で決済が完了する

  • データの保管
  • 必要なファイルを保存できるだけのストレージ機能が備わっている

  • コスト
  • イーサリアムのガス代は不安定かつ高額な傾向にありますが、MetisDAO(METIS)は約数円(為替相場による)という安さで決済できる

MetisDAO(METIS)の特徴

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イーサリアムの抱える課題を解決するために誕生したMetisDAO(METIS)ですが、その技術力には大きな特徴があります。

  • 個人が簡単にシステムを作れるようになる可能性がある
  • 提携先のイベントで通貨を得られることがある
  • EVMと互換性がある
  • 評判検証できる
  • ブロックチェーンの恩恵を多くの人に与えるシステム

それぞれの詳細を順番にご紹介します。

特徴①個人が簡単にシステムを作れるようになる可能性がある

Web上のサイトやサービス、スマホなどで使うようなアプリは全てプログラミングを用いて構築されています。

そのため、プログラミングの知識のある人でないとシステムを自分で作ることはできませんでした。

しかしMetisDAO(METIS)の開発している技術を用いることで、自動決済システムやデータを管理するストレージを作ること、また管理することが簡単にできます。

MetisDAO(METIS)を利用することで、今後はテンプレート化されたものの中から選んで自動契約システムを自分で作ることができるようになるかもしれません。

こうすることで、より今後は個人同士での取引がしやすくなるでしょう。

特徴②提携先のイベントで通貨を得られることがある

MetisDAO(METIS)の提携先であるNetswapが、2022年3月3日の公式メディウムで2022年3月7日から2022年4月6日までの30日間にトレーディングコンペティションを行うことを発表しました。

指定された7つの通貨ペアを期間中にトレードさせ、取引量(購入も販売も)によって参加者をランク付けし、上位100名の参加者は順位によって仮想通貨が分け与えられます。

その総額は、なんと合計約1,157万円相当(為替相場による)だそうです。

このコンペティションに使われる7つの通貨ペアのうち、MetisDAO(METIS)が4種も入っており、またランキング100位以内に入った場合はMetisDAO(METIS)を含めた4種類の通貨を受け取るチャンスになります。

幅広い提携先があるからこそ、こうしたイベントが行われることで通貨を手に入れるチャンスがあり、資産が増えるだけでなく、通貨の知名度が上がってたくさんの人に購入されるきっかけに繋がるのではないでしょうか。

特徴③EVMと互換性がある

EVM(Ethereum Virtual Machine)は、イーサリアム仮想マシンといって、プログラミングコードの翻訳機のような役割をするもので、コードを読み込んで実行をするために必要なものです。

今後数年の間に変わってしまうかもしれませんが、現段階では実質的にスマートコントラクトを実行するために必要なものとされています。

イーサリアムは、最初にスマートコントラクトを実装したのですが、そのためにSolidityというプログラミング言語が作られました。

イーサリアムが人気になると、スマートコントラクトを実装するためのツールがたくさん作られましたが、スマートコントラクトの開発をする人はSolidityなどの言語に長けていることから、EVMに互換性のあるものがまだまだ需要があると言われています。

そのため、MetisDAO(METIS)も互換性があるようにシステム構築されています。

特徴④評判検証できる

TwitterやFacebookなどのSNSを通して、同じ趣味の人同士が集まってコミュニティができることは珍しくなくなりました。

しかし、そのコミュニティで何かを始めようとする時に、完全に信頼できる人かどうかの判断は難しいものですよね。

コミュニティをサポートするツールを構築しているMetisも、お互いに信頼して協力できるような動機付けができるシステムが欠けていると考えていたようです。

そこで取り入れたのがレピュテーションパワー(RP)システムです。

コミュニティ内にいる人なら誰でも、オープンAPIに基づいて開発した独自のアプリケーションをDAC App Storeに提出することで、アプリケーションの人気度合いに応じて報酬を得ることができるようになります。

これは各ユーザーのチェーン上の実績を記録するNFTベースのシステムです。

ここで得られた実績は、Web3.0の世界での信頼を得られることに繋がります。

特徴⑤ブロックチェーンの恩恵を多くの人に与えるシステム

スマートコントラクトのテンプレートを組み込んだポリスミドルウェアレイヤーというものを開発しています。

ミドルウェアレイヤーとは?

OS(パソコンを動かしたりする基本的なソフトウェア)とアプリケーションの間に入って、システムのバックアップやシステムの監視などを行うコンピューター構成の要素

ビジネスをする上でプライバシーなどの必要性から、Metisのレイヤー2ネットワークを使うことで、チェーンIDのある独自ブロックチェーンを持つことでできるようになるシステムのようです。

こうした技術が広がっていくことで、さらに豊かなサービスが誕生していくことが予想されます。

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MetisDAO(METIS)の現在の価格推移

MetisDAO(METIS)の価格推移のイメージ画像

 



ここ一週間ほどは¥12,000~¥19,000の間を動いているようですが、発行された頃よりも、全体的には値上がりが続いている状況です。

特に2022年に入ってからは急激な値上がりを見せていることから、これからも値上がりしていく可能性はあります。

MetisDAO(METIS)の今後と動向

2021年にたくさんの動きを見せたMetisDAO(METIS)ですが、2022年のロードマップの中で、さらに進化していく方針が示されています。

その中の1つとして、2022年9月の終わり頃(第二四半期の終わり頃)にプロセスを分散化させる「MetisRanger機能」をリリースする予定だと発表しています。

ネットワークにセキュリティと分散化の層を追加して検証を行います。

このMetisRanger機能の開始は、約9年間に渡って配布予定の500万に上るトークンのマイニングが開始されることにも繋がります。

また2021年11月に、既に75のエコシステムパートナーがいるMetisAndromedaネットワークの立ち上げがありました。

多くの問い合わせが来るほど注目を浴びている中で、よりエコシステムの成長を加速させるためのマイニングプログラムが発足されました。

48か月のキャンペーンとして、対象となるプロジェクトに対して毎月1,157万円相当のMetisDAO(METIS)をエコシステムパートナーにインセンティブとして付与されることになったようです。

付与される通貨の内訳は下記の通りです。

  • 約46万円相当のMetisDAO(METIS)を取引量に基づいて分配
  • 約69万円相当のMetisDAO(METIS)をステーキング報酬や特別助成金として提供

1つめの内訳については、スマートコントラクトを利用した決済の数によって決まります。

分配額(割り当て率)を決める式はこちらです。

割り当て率=プロジェクト1で行ったトランザクションの合計数/プロジェクト全体で行われたトランザクションの合計数

MetisDAO(METIS)の購入方法

MetisDAO(METIS)を購入できる主な取引所はこちらです。

  • KuCoin
  • Bitget
  • BingX
  • OKX

またウォレットは、Metamaskがおすすめです。

仮想通貨取引所KuCoinが発行する仮想通貨についてはこちらの記事で紹介しています

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まとめ

MetisDAO(METIS)は、イーサリアムブロックチェーンの課題だった6つの事柄に対して対応をしているネットワーク基盤が発行しているネイティブトークンである。

既に作られたWebサイトやアプリなどにもすぐに統合できるので、使いやすさがあります。

NFTプラットフォームや様々なコミュニティ、DEX取引(個人間の取引)など、幅広いサポートに役立ちます。

こうした利用の幅が広いことから、今後ももっと需要が高まり通貨の価値も上がる可能性があります。

通貨の購入はもちろんのこと、機能面に興味を持った人はぜひ、MetisDAO(METIS)の公式ページを見てみてください。

執筆者 西村大樹

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