「XYO(XYO)はどんな特徴の仮想通貨?」
「XYO(XYO)に将来性あるの?」
XYO(XYO) はブロックチェーン最初の位置確認用オラクルネットワークです。
この記事では、仮想通貨XYO(XYO)が 具体的にどの様な特徴を持つ通貨なのか。また、保有するにあたって将来性があるかを解説していきます。現在のチャートを用いた解説もしていくので、この記事を読めばXYO(XYO)に対して理解を深めることができます。
どの仮想通貨を保有するかお困りの方。是非とも最後まで読んで頂き、判断材料の一つにして貰えれば幸いです。
目次
XYO(XYO)とは?
XYO(XYO)は地理空間データや地理コンポーネントを持つデータを匿名で収集および検証するデバイスのネットワークです。
これらのデータ収集は2019年に開発公開された【COIN】というマイニングアプリを使って、ゲーム感覚で進めていくことができます。長距離移動の際にそのアプリを開いて位置情報を送れば、その距離に応じたポイントがもらえ、トークンと交換できるサービスです。
ポイントと交換できる仮想通貨XYOはイーサリアムブロックチェーン上に構築された、ERC20に準拠したトークンです。独自のトークンでありながらERC20に準拠している為、多数の互換性を併せ持ちます。
交換できる仮想通貨はXYO(XYO)のほかにもBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などがあります。
ERC20とは?
ここでいうERC20は仮想通貨のトークン名ではありません。ERC20とは、イーサリアムのブロックチェーンを利用するトークンに適用される仕様のことです。
ユーザーはイーサリアムのブロックチェーン上でオリジナルのトークンを作ることができますが、ほかの仮想通貨と同様に規格によって対応しているウォレットが異なります。
そこで、ERC20という規格をつくり、この規格に合っているトークンであれば1つのウォレットで一括管理できるようにしたのです。
なので、ERC20に準拠したXYO(XYO)は同一ウォレットで管理できる独自のトークンなのです。
ブロックチェーンについての参考記事はこちら
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XYO(XYO)の基本情報
仮想通貨名 | XYOネットワーク |
トークン名 | XYO(XYO) |
公開年 | 2018年 |
発行上限 | 13,931,233,275XYO |
発行枚数 | 12,844,821,265XYO |
現在の価格 | 3.45円 |
時価総額 | 44,329,909,561円 |
市場ランキング | 153位 |
公式ホームページ | https://xyo.network/ |
https://twitter.com/officialxyo |
XYO(XYO)はXy Oracle Networkとしても知られており、Ethereumプロトコルの上に構築された場所の検証を提供するブロックチェーンネットワークです。このネットワーク自体は2017年から起動しています。
仮想通貨XYOは2018年にアメリカでArie Trouw氏により開発されました。
XYO(XYO)の特徴
特徴①GPSなどを動作するための地理的情報収集
XYO(XYO)はGPSなどの測位システムに利用される、地理空間データや地理コンポーネントを収集・検証しているプロジェクトです。このデータの検証は、様々なネットワーク プロトコルの重要な部分であり、地図アプリに限らず色々な場面で必要とされる情報です。
XYO(XYO)は匿名性を保った多数のユーザーから、これらの情報を収集するシステムを構築しています。
特徴②【COIN】というマイニングアプリ
2019年に開発公開された【COIN】というマイニングアプリを使えば、ちょっとしたゲーム感覚でXYO(XYO)のマイニングを行うことができます。
【COIN】は、現在100万人を超えるユーザーが登録しています。このアプリは、GPS、Wifi、またはデータに接続している時のみマイニングすることができ、自分の位置情報を提供する報酬として、もらえるポイントを仮想通貨XYOにアプリ内で替えて手に入れることができます。
旅行、通勤、ジョギング、現実世界で移動をしているとより多くマイニングできる仕組みになっています。
このアプリはGPSに接続しているとバックグラウンドでマイニングし続けてくれるので、単純に長距離の移動の多いほど、多く報酬を得られます。
ポイントが10000溜まったら変換でき、アメリカの取引所Coinbaseでなら仮想通貨XYOへの変換が無料で行えます。
特徴③TOP7ICO発表「TOP 10 GAINER」5位
「Top 7 ICO」とは、複数のICO評価サイトの情報をまとめているアカウントです。
そこでXYO(XYO)は「TOP 10 GAINER」の5位に選ばれました。
「Top 7 ICO」は海外投資家にとって、重要な情報源の1つです。XYO(XYO)はこれからさらに注目を集めていくことでしょう。
XYO(XYO)の価格推移
XYO(XYO)は2021年にTop 7 ICOの「TOP 10 GAINER」に選ばれるだけあり、2021年8月から価格が急上昇しました。
しかし、XYO(XYO)はまだまだ発展途上の通貨です。
11月の最高値を見ても0.1ドルにも満たないことが分かります。また、12月現在に0.02ドル代まで値幅が落ちていることから、本格的な市場形成はまだなされていません。
この場合、チャートから読み取れる情報はあまり多くありません。ある程度、上下の値動きが見て取れますが、動きの値幅が小さい分、大型の取引をしている顧客(機関投資家)がいなさそうです。
機関投資家がいない場合、チャートを用いてのテクニカル分析を行うことができません。この分析方法は不特定多数の機関投資家がチャートの情報をどう判断するかを分析する手法だからです。
今回のような場合、市場の情報を基にしたファンダメンタル分析を行います。経済指標や企業の情報を手掛かりに、今後の値動きを予想する手法です。この分析で大事なのはタイミングで、そのプロジェクトが何かを行った時ではなく、投資家が値上がりすると思った時に通貨の価値が上がることを頭に入れておく必要があります。
・テクニカル分析
チャートを用いた分析方法、主にデイトレードなどの短い期間での分析に利用される。・ファンダメンタル分析
経済指標などを用いた分析方法、主に金利による資産運用を目的とする、長期保有での分析の際に利用される。
購入のタイミング
現在は202年1月7日時点で0.030ドル、直近1週間の高値が0.036ドル安値が0.029ドルと11月6日から続く下降トレンドが続いています。
とはいえその下降ペースは緩くなっている為、10月28日の0.025ドルか10月7日の0.022ドルあたりがトレンドラインになりそうです。
XYO(XYO)が未だ発展途上な仮想通貨である以上、チャートから予測を立てるのは難しいのですが、現時点での下降トレンドの終わり次第、今後のXYO相場の最安値に成る可能性が高いです。
今後の成長を見込んでの取引を考えるなら、現段階での購入がベストなタイミングです。
トレンドラインとは?
為替相場は基本、上昇、下降、横ばいの3つの方向性しかなく、政治や経済の情勢など様々な要因の影響を受けながら、3つの方向性を波打ちながらに繰り返している。この方向性のことを「トレンド」と呼び、波の高値同士、安値同士に補助線を引くことで為替の動きを予想する。この補助線が「トレンドライン」である
XYO(XYO)の購入方法
XYO(XYO)は残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いがありません。
XYOトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所で購入する必要があります。
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- STEP.01登録
- 任意の取引所でアカウントの取得
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- STEP.02口座開設
- 取引所の指示画面に従い、口座開設
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- STEP.03購入
- 仮想通貨を購入
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- STEP.04交換
- 海外の取引所に登録後、購入した仮想通貨と交換
- Coinbase
- KuCoin
- Gate.io
- CoinEx
- Crypto.com
【COIN】のマイニングアプリを利用するにはCoinbaseでの取引がオススメです。
仮想通貨XYOでのポイント交換が手数料0で行えます。
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【まとめ】XYO(XYO)はサービスの手軽さから将来性ある
XYO(XYO)の取り扱う地理空間データや地理コンポーネントを持つデータは、高い需要のある情報です。それと同時に、ほぼ永久に情報の更新が必要な商材でもあります。
例えば国道や公道などの情報は一度手に入ればそうそう変わりませんが、店や建物などの位置情報は同じ場所でも定期的に変更する必要があるからです。
このことから、今後の成長はXYO(XYO)の認知度に比例しますが、今の顧客がXYO(XYO)のサービスから離れていく可能性は少ないと予測します。
またXYO(XYO)の認知度においても、2021年にTop 7 ICOの「TOP 10 GAINER」に選ばれたこと、何よりモバイルアプリを用いてのマイニングサービスを提供していることは、XYO(XYO)の認知度を広めるのに強力な後押しになることでしょう。
将来性ある仮想通貨を安値のうちに購入したいのなら、このXYO(XYO)はとてもオススメな仮想通貨です。
執筆者 西村大樹