「国内の仮想通貨取引所にも上場しているTezos(XTZ)のことが知りたい!」
「Tezos(XTZ)に投資したいけど、将来性はあるのかな?」
そのような疑問を抱いている人のために、この記事では仮想通貨Tezos(XTZ)の特徴や将来性などを解説します。この記事を読めば、Tezos(XTZ)のことを深く理解でき、投資すべきか判断できます。
Tezos(XTZ)のことを詳しく知りたい人や、Tezos(XTZ)に投資するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
▼以下の記事では、おすすめの11個のアルトコインを紹介しています。
▼仮想通貨に関連する用語は、以下の記事で網羅的に解説されています。
目次
仮想通貨Tezos(XTZ)とは
Tezos(XTZ)は、ビットコインなどの仮想通貨銘柄が持つ課題を解決するために誕生しました。開発者は、米国にある有名な金融機関「Morgan Stanley」でアナリストとして活躍するArthur Breitman氏と、妻のKathleen Breitman氏です。
仮想通貨Tezos(XTZ)のブロックチェーンプラットフォームは、Dappsやスマートコントラクトの開発に向いてる仕様になっています。さらに、独自のスマートコントラクトを使用しており、安全性が高いとも言われています。
Tezos(XTZ)は、ビットコインやイーサリアムの課題を解決できるとして注目を集め、2020年には日本国内の仮想通貨取引所にも上場しています。世界でも、日本国内でも人気のある仮想通貨銘柄です。
ブロックチェーン:日本語で「分散型台帳技術」。中央集権型ではなく分散型の情報管理技術を指す。
スマートコントラクト:ブロックチェーン上で、売買などの契約を自動でできるシステムのこと。
▼ブロックチェーンに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
仮想通貨Tezos(XTZ)の特徴
国内の仮想通貨取引所にも上場し、注目を集めているTezos(XTZ)。ここでは、Tezos(XTZ)の特徴を3つ紹介します。
特徴①ハードフォークが発生しない
世界初の仮想通貨として人気が高く、時価総額1位のビットコインには、ハードフォークの問題があります。ハードフォークの発生には、価格の乱高下に繋がるという懸念点があります。
その点Tezos(XTZ)は、ハードフォークが発生しない作りとなっています。そのため、価格の乱高下が起こりづらく、比較的安定しやすいと言われているのです。
ハードフォーク:1つのブロックチェーンが複数に分岐すること。仮想通貨の技術やシステムの変更によって生じる。
特徴②ステーキングに対応している
仮想通貨Tezos(XTZ)は、CoinbaseやBinanceなどの取引所で、ステーキングに対応しています。さらに、国内の仮想通貨取引所でも、GMOコインでTezos(XTZ)のステーキングに対応を始め、話題となりました。
ステーキング:特定の仮想通貨銘柄を所有しているだけで、利益を得られる仕組みのこと。売買などの取引不要で儲けられる。
▼ステーキングに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
特徴③フランスでは中央銀行の実験に使われている
フランスでは、Tezos(XTZ)をなんと中央銀行の実験用の仮想通貨として採用しています。Tezos(XTZ)のブロックチェーンは従来の仮想通貨が抱えている問題を解決しているため、投票にブロックチェーン技術を使うのに最適だとして、Tezos(XTZ)の利用が始まったのです。
このことから、Tezos(XTZ)は中央銀行での実験に使われるほど信頼されている銘柄であることが分かります。今後、フランスの他にも多くの国家に信頼される銘柄へと成長すると考えられます。
仮想通貨Tezos(XTZ)の現在の推移価格
- 通貨単位:XTZ
- 現在(2021年12月):498.92円
- 時価総額ランキング:41位
- リリース:2017年10月
Tezos(XTZ)は、ビットコインやイーサリアムの弱点を克服している銘柄として注目を集めています。2021年10月からは下降しているものの、長期的には価格の上昇する銘柄であると考えられます。
実際に、海外投資家の中には「Tezos(XTZ)は2026年までに1,500円にまで上昇するだろう」という予想をする人もいるほどです。そのため、数年かけてじっくりと利益を生みたい人におすすめできる銘柄です。
仮想通貨Tezos(XTZ)の将来性
仮想通貨Tezos(XTZ)への投資を検討している人にとって、心配な点が「将来性があるかどうか」でしょう。そこで、ここでは仮想通貨Tezos(XTZ)の将来性を左右する3つのポイントについて解説します。
多くの取引所へ上場するか
Tezos(XTZ)の将来性を左右する1つ目のポイントが、多くの取引所へ上場するかどうかです。
多くの海外仮想通貨取引所で取り扱われているTezos(XTZ)ですが、国内ではまだbitFlyerとGMOコインでしか扱われていません。今後、さらに多くの国々の取引所で導入されれば、人気も高まると考えられるでしょう。
以上のことから、多くの取引所へ上場するかは、Tezos(XTZ)の将来性にとって重要なポイントです。
NFTへの参入が進むか
NFTへの参入が進むかも、Tezos(XTZ)の将来性に大きく影響するでしょう。
Tezos(XTZ)では、NFTプロジェクト「tzcolor」で、色をNFT化しようとしています。tzcolorによって色のNFT化が進めば、色そのものに価値がつくことになります。
なお、現状ではほとんどのNFTがイーサリアムブロックチェーン技術を使っているため、果たしてTezos(XTZ)がNFTに参入可能なのか、多くの人が注目しています。
このように、NFTへの参入が進むかどうかは、Tezos(XTZ)の将来性を左右するポイントです。
NFT:日本語で「代替不可トークン」とも言う。デジタルデータ個々を識別できるようにした仕組み。NFTの登場により、デジタル資産に価値がつけられるようになった。
▼NFTについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
ビットコインの動きがどうなるか
Tezos(XTZ)は、細かな価格変動を繰り返しているものの、大まかにみるとビットコインの価格変動と連携しています。つまり、今後ビットコインの価格が上昇すれば、Tezos(XTZ)も上昇し、ビットコインの価格が下降すれば、Tezos(XTZ)も下降すると考えられるのです。
そのため、Tezos(XTZ)の将来性を判断するためには、ビットコイン関連のニュースにもアンテナを貼っておくと良いでしょう。
ビットコインの動きがどうなるかによって、Tezos(XTZ)の将来性が決まるとも言えます。
仮想通貨Tezos(XTZ)の購入方法
仮想通貨Tezos(XTZ)に投資をする際、どの取引所で取り扱っているか気になりますよね。そこで、ここではTezos(XTZ)を購入できる取引所を紹介します。
国内の仮想通貨取引所でも取り扱いがある
Tezos(XTZ)は、2020年12月にbitFlyerとGMOコインに上場しています。そのためアルトコインでは珍しく、日本国内の仮想通貨取引所でも購入できるのです。
今後も、さらに多くの国内仮想通貨取引所で取り扱われるといいですよね。
仮想通貨Tezos(XTZ)を購入できる海外の仮想通貨取引所
国外では、主に以下の仮想通貨取引所でTezos(XTZ)を取り扱っています。
- Binance(バイナンス)
- Coinbase(コインベース)
- HitBTC(ヒットビーティーシー)
- BITFINEX(ビットフィネックス)
- Kraken(クラーケン)
この中で特におすすめの仮想通貨取引所はBinanceです。Binanceは世界最大の仮想通貨取引所と言われており、利用者からの信頼が絶大です。そのため、比較的安全に仮想通貨投資ができるでしょう。
bitcastleで今後取り扱う可能性も
ここまでで紹介した仮想通貨取引所以外にも、bitcastleでも今後Tezos(XTZ)を取り扱う可能性があります。なぜなら、bitcastleでは有名な銘柄からマイナーな銘柄まで、様々な仮想通貨銘柄の取り扱いを進める予定だからです。
その他にも、bitcastleには以下のようなメリットがあります。
- ほとんどの仮想通貨をコールドウォレットで管理している
- 主要仮想通貨の取引手数料が0円
- 世界最速のバイナリーオプション取引ができる
仮想通貨を安全に保管したい人や世界最速のバイナリーオプション取引を体験してみたい人は、今のうちにbitcastleへ登録してみてはいかがでしょうか。
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【まとめ】仮想通貨Tezos(XTZ)は国内でも上場している銘柄!
この記事では、仮想通貨Tezos(XTZ)の特徴や将来性などを紹介しました。
ビットコインやイーサリアムの課題を解決できる仮想通貨銘柄として、注目を集めているTezos(XTZ)。特にフランスでは、中央銀行の実験に使用されるほど厚い信頼が寄せられていることが分かりました。
そんなTezos(XTZ)の動きから、今後も目が離せませんね。
執筆者 西村大樹