「仮想通貨Dusk Network(DUSK)の特徴を解説して欲しい」
「仮想通貨Dusk Network(DUSK)の将来性はあるの?」
「仮想通貨Dusk Network(DUSK)は買っても損はしないのだろうか?」
といった悩みや疑問をお持ちの方は多数いらっしゃいます。本記事ではそういった方達に寄り添いながら、Dusk Network(DUSK)についての解説を行っております。
本的な情報から将来性まで、幅広く解説いたしますので、Dusk Network(DUSK)を調べている方や購入を検討されている方はぜひ最後まで目を通していってください。
目次
Dusk Network(DUSK)とは
通貨名称 | Dusk Network(ダスクネットワーク) |
シンボル | DUSK |
発行日 | 2014年9月23日 |
最大供給量 | 500,000,000DUSK |
公式サイト | https://dusk.network/ |
公式Twitter | https://twitter.com/duskfoundation |
公式Facebook | https://www.facebook.com/DuskNetwork |
Telegramコミュニティ | https://t.me/DuskNetwork |
Dusk Network(DUSK)は、有価証券の性質を持つ仮想通貨であるセキュリティ・トークンのプラットフォームを構築することを目指している仮想通貨プロジェクトです。
また、セキュリティ・トークンを発行する行為のことをセキュリティ・トークン・オファリング(通称STO)と呼びます。これは技術的な面で見るとイーサリアムをはじめとした既存のプラットフォームでも行うことが出来ます。
しかし、セキュリティ・トークンを発行するためにはある条件があります。それは、「国の規制に準拠」していることです。
そのためDusk Networkは、他の仮想通貨と違い規制への準拠を徹底しており、プライバシー・監査・コンプライアンス・価格操作の防止といった仕組みを多数盛り込んでいます。
またこういった仕組みは、Amazon、TomTom、Mozilla、ZCashといった有力企業の出身者である高い技術と豊富な経験を有したエンジニアや研究チームとして在籍し、開発・運用しています。
このことから、Dusk Networkは高い開発力を有していると言えるでしょう。
Dusk Network(DUSK)の特徴
Dusk Network(DUSK)はオープンソースで安全なブロックチェーンとして、安全性とグローバルおよびローカルの規制への準拠に力を入れながら設計されています。
また、Dusk Networkは企業が金融商品をトークン化することで、現在高コストで扱いにくいプロセスを自動化するためのインフラストラクチャとして機能するよう開発されています。
その一環として、Dusk NetworkはProof of Blind Bidを介することにより、高速でプライベートなトランザクションを提供しています。
そして、ネットワークのプライバシーもしっかりと保護し、トランザクションの直接決済を15秒以内に利用できる環境を作り上げています。
これにより高度な暗号化方式とゼロ知識暗号化を使用するネットワークが構築され、企業が現在のGDPRと金融市場の指令に準拠することを可能としています。
その結果、企業は国際的な規制に違反することなく、安全かつグローバルなオルタナティブファイナンスに従事することが出来るようになっています。
そんなDusk Networkの魅力や強みをより多くの方に知っていただけるよう、この項目ではDusk Networkの大きな特徴を三つ解説いたします。
特徴①プログラム可能なデジタル証券
Dusk Network(DUSK)の最も有名な特徴と言えるのが、「プログラム可能なデジタル証券」というものです。
これは簡単に言うと、自分の保有している株などの保有資産を電子的に登録し、デジタル証券化することが出来るという機能です。
これにより、保有資産をデジタル証券化させることで流動性を持たせることが出来るようになりました。
その結果、これまでは特定の地域だけで閉鎖的に流れていた資産が世界中の投資方達の投資対象となり、小さな経済圏ではなく世界という巨大な経済圏で取引できるようになりました。
Dusk Networkはこうした機能を重視し、今まで規制されていた金融市場をデジタル化させることを目的に開発されました。
もしメインネットがリリースされることになれば、誰もがDusk Networkのブロックチェーンを利用して保有している株や資産に紐付いたデジタルな証券を発行できるようになります。
そして、世界中の投資家達とデジタルな証券・株・保有資産を簡単に取引することが可能になります。
特徴②高い機密性
Dusk Network(DUSK)は、ユーザーに安心して利用いただけるよう高い機密性を重視し、XSC(Confidential Security Contract=機密保持契約)と呼ばれる技術を採用しております。
これは、デジタル証券の機密性やコンプライアンス、セキュリティを堅牢にするために開発されたスマートコントラクトです。
XSCの特徴としては、各金融機関や規制当局に合わせて、プログラム変更可能というものがあります。それにより、Dusk Networkは金融機関の規制に沿ったデジタル証券の管理が可能となっています。
また、Dusk Networkは他にも匿名性のあるブロックチェーンも採用しています。これは当事者間でのみ情報が共有されることにより、ブロックチェーン上では取引情報のみが閲覧可能となるシステムです。
こうしたシステムによりDusk Networkは機密性やプライバシーの保護をしながら、分散型アプリケーションやサードパーティによってデータのプライバシーを提供しつつ、厳しいコンプライアンス要件を遵守しています。
その結果、オンチェーンでのビジネスプロセスの実行能力が高まり、大幅なコスト削減にも繋がるというメリットも生み出しています。
特徴③STOに特化したプロジェクト
Dusk Network(DUSK)の特徴を語る上で欠かすことが出来ないのが、セキュリティ・トークンのプラットフォームを構築することを目指している点です。
セキュリティ・トークンとは、法律上の有価証券の性質を持つ仮想通貨のことを指します。
またセキュリティ・トークンに欠かすことが出来ない存在として、STOと呼ばれるセキュリティ・トークン・オファリングというものがあります。
これは企業が資金を調達する手段の一つであり、方法としてはセキュリティ・トークンを新たに発行して投資家に販売する行為のことです。
一見するとICOと似ており、実際技術的にはイーサリアムなどの既存のプラットフォームでも行えますが、一つ大きな違いが存在します。
それは、国家による規制を徹底的に守りながら資金調達を行う点です。ここがICOとの大きな違いです。
具体例を挙げると、仮に日本の株式会社であるトヨタやホンダなどが株式の代わりにトークンを発行した場合、そのトークンは有価証券であるためセキュリティ・トークンに当たります。
今後このように企業がセキュリティ・トークンを発行するのは珍しくなくなるのではないかと言われています。
何故なら、従来の株式に比べると、セキュリティ・トークンには、企業や投資家達にとって大きなメリットがあるからです。
具体的には、仮想通貨は国境を簡単にまたぐことが出来る点です。
それにより、マイナーな国やマイナーな株式会社のセキュリティ・トークンを外国から買い付けることが可能となります。
また仮想通貨取引所がそうであるように、セキュリティ・トークンは24時間365日取引が可能といった点も強みとなるでしょう。
そんな将来マーケットが拡大すると予想されているSTOに特化したプロジェクトであるという点は、Dusk Networkの大きな強みであり特徴であることに間違いはないでしょう。
Dusk Network(DUSK)の現在の推移価格
Dusk Network(DUSK)は過去一年間の間でかなり価格が上昇しております。
実際Dusk Networkの価格を見ていると、大きく乱高下はしていますが着実に価格が上昇しているのが見て取れます。
これからの動きは正確に予想は出来ませんが、仮想通貨市場やSTO分野は今後とも成長して行くであろう点などを考えると、今後も順調に価格が上昇していく可能性が高いです。
また、多くの投資家達もDusk Networkが将来大きく上昇すると予想をしています。
そのため、今後に注目の仮想通貨であることに間違いはないでしょう。
Dusk Network(DUSK)の今後と動向
ここまでにDusk Network(DUSK)の特徴などについて解説いたしました。この項目ではDusk Networkを調べている方にとって最も重要であり、本題でもある今後と動向、将来性などについてを解説いたします。
まず分かりやすいように結論を言うと、「今後に十分期待できる仮想通貨」です。
それでは、その結論に至った理由をいくつか解説していきます。
まず第一のポイントは、上でも軽く述べましたが、Dusk NetworkはSTOに特化したプロジェクトであるという点です。
STOはこれまで株式会社が行ってきたIPOに取って代わり、今後急速普及するのではないかと言われています。
実際、STOはIPOに比べて株式を発行するというプロセスに発生する多大なコストを小さく出来るというメリットがあります。
また、昔は株券は紙だったが、現在は電子に変わったように、株式は前例がないからと保守的行動を行うのではなく、時代の流れやニーズに柔軟に対応できる行動力もありますので、いずれSTOに変わっていくと考えても良いでしょう。
ただ一つ問題点があるとしたら、「国の規制」です。
既に株式のトークンかは技術的には可能ですが、国の規制にしっかりと対応することに対してまだ課題が残っています。
そんな課題にDusk NetworkはXSCなどの技術を駆使して柔軟に対応しています。そのため、今後STOプラットフォームとして更に発展していく可能性が高いでしょう。
第二のポイントは、オランダにて株式をセキュリティ・トークン化する試みを実行している点です。
2020年から始まったこの試みは、中小企業向け証券取引所「NPEX」の株式を10%取得するなど、順調に進められているようです。
こうした行動はSTOの発展に大きな影響を与えるのはもちろん、Dusk Networkを大きく成長させる要因となるでしょう。
これらのポイントから、Dusk Networkのポテンシャルは高く、将来更なる発展を遂げていくだろうと判断しました。
Dusk Network(DUSK)の購入方法
Dusk Network(DUSK)は現在のところ国内の仮想通貨取引所では扱っておりません。そのため、購入する際は必然的に海外の仮想通貨取引所を使う必要があります。
現在DUSKを取り扱っている仮想通貨取引所は、Binanceをはじめ、Bittrex・Bitladon・LiteBit.eu・Hotbitなどがあります。
これらの取引所の中に使い慣れた場所がある方は、そこで購入すれば良いでしょう。
使い慣れた場所がない方や、初めて仮想通貨の取引を行う方などはBinanceを利用することをお勧めいたします。
DUSKの取引量シェアが多いのはもちろん、英語が分からない方にとって嬉しいことに日本語対応してる取引所でもありますので、安心して利用できます。
Dusk Network(DUSK)のまとめ
今回はDusk Network(DUSK)の基本的な情報や特徴、将来性などについての解説を行いました。本記事の内容の要点をまとめると、
- Dusk Networkはセキュリティ・トークンのプラットフォーム
- 国の規制に準拠している仮想通貨
- プログラム可能なデジタル証券
- 高い機密性とプライバシー保護機能
- 今後発展して行くであろうSTOに特化したプロジェクト
となります。
これらの要点からDusk Networkは、「将来におけるSTOの発展に伴い価値が上がる可能性が高い仮想通貨」となります。
そのため、Dusk NetworkやSTOに対して将来性を感じている方は投資を行っても問題はないでしょう。
執筆者 西村大樹