【ブロックチェーンゲーム】ZOO Crypto World(ズー・クリプトワールド)とは?始め方と稼ぎ方を解説

「ブロックチェーンゲームや仮想通貨で儲けたい!」こんな風に思っている方、たくさんいらっしゃいますよね?

最近そんな方々を中心にZOO Crypto World(ズー・クリプトワールド)というブロックチェーンゲームが話題になっているのをご存じでしょうか。

このブロックチェーンゲームは、Play to earnと分散型金融の要素が合わさった新しいアプリケーションです。

マネタイズ方法が複数あるので、今後かなり稼げるブロックチェーンゲームになるのでは?と注目を集めています。

そこで本記事では、ZOO Crypto Worldについて、始め方と稼ぎ方を詳しく解説します。Play to earnやステーキングなどで稼ぎたい方は必見の内容です。

ZOO Crypto Worldとは

ゲームタイトル ZOO Crypto World(ズー・クリプトワールド)
トークンシンボル KEY/ZOO
ジャンル 不明(バトルゲーム要素あり)
公式ページ http://zoogame.finance/
公式Twitter https://twitter.com/zoogamepro
公式Discord https://discord.gg/zoocw
公式Telegram https://t.me/zoo_crypto_world

ZOO Crypto Worldはバイナンスチェーン上に作成された分散型メタバースです。

このアプリケーションでは、Play to earnやNFTマイニング、トークンのステーキングといったマネタイズの要素が数多く組み込まれています。そのため高い収益性が期待でき、「かなり稼げるブロックチェーンゲームになるのでは?」と注目されています。

このプロジェクトは「GameFiに革命を起こす」というのを目標とし、ブロックチェーンゲームの課題となるガス代(トランザクションコスト)をできるだけ低く抑えることを保証しています。

ガス代とは、NFTの新規作成や、トークンの取引などのゲーム内操作(トランザクションクション)に必要な手数料のようなものです。

このガス代は、取引以外にも、ゲームキャラクターのレベルアップなどにも必要となる場合があります。ですので、「高レベルなキャラクターでトークンを稼いでも、大半がレベルアップのガス代に消えてしまう」といったケースも少なくありません。

ZOO Crypto WorldではそういったPlay to earnのネガティブな部分を抑えて、多くのプレイヤーがトークンを稼げるネットワークの構築を目指しています。

GameFiとは、ゲーム(Game)と金融(Finance)を組み合わせた造語です。ブロックチェーンゲームのPlay to earnや動いて稼ぐMove to earnもGameFiの一種とされ、多くのアプリケーションがGameFiとして登場しています。

ZOO Crypto Worldの始め方

残念ながら、ZOO Crypto Worldはまだプレイできません。以前はテストネットがオープンされていたそうですが、現在はアクセスできない状態となっています。

アルファ版やベータ版の公開日程も未定のようなので、最新情報は公式TwitterやDiscordを要チェックですね。

ZOO Crypto Worldの稼ぎ方

ZOO Crypto Worldは、稼げる要素が複数用意されています。

その中でも稼ぎ方の方向性は2種類に分けられていて、1つ目はマイニングやステーキング、ファーミングなどの仮想通貨投資。2つ目はゲームで稼ぐPlay to earnです。

ここからはそれぞれの稼ぎ方の特徴を詳しく見ていきましょう。

ファーミングとはイールドファーミングの略称であり、仮想通貨を預けて流動性を提供する代わりに、報酬を得る仕組みをいいます。預けるという意味ではステーキングと同じですが、預けたトークンの利用方法が異なります。

ジャングルファーミング

まずはファーミングについてです。ZOO Crypto Worldではこれをジャングルファーミングと呼び、これに参加すると報酬が得られます。参加報酬はZOO Crypto Worldのゲームで利用できるKEYトークンとなっており、預け入れるトークンはZOOトークンが対象です。

ジャングルファーミングの始め方

ジャングルファーミングに参加するためには、ZOO Crypto Worldの流動性プールに対応したトークン、もしくはトークンペアを用意する必要があります。

ジャングルファーミングに参加できるトークンは以下の3種類です。

  • ZOO
  • ZOO-BNBペア
  • ZOO-BUSDペア

このほかにもZOOとの通貨ペアはパンケーキスワップという仮想通貨取引所(DEX)に含まれる通貨ペアであれば変更可能ということです。しかし、公式ではBNBとBUSDのペアのみしか紹介されていませんでした。

特別な理由がなければZOO・BNB・BUSDの3種類のトークンでジャングルファーミングに参加した方がトラブルは少ないかもしれません。

DEXとは分散型取引所と言われるブロックチェーン上に作られた仮想通貨取引所です。第3者を介さずに、取引者同士が直接仮想通貨の取引ができます。

参考記事はこちら

出金手数料

ジャングルファーミングに預けていたトークンを出金する時には、手数料がかかります。手数料は預けていた期間が短いほど高額となるので、預けるトークンは当面利用する予定の無いものを選ぶといいでしょう。

トークンを預けた期間と手数料の関係を以下の表にまとめました。

預けていた期間 出金手数料
7日間以下 0.50%
7日間以上14日未満 0.40%
14日以上30日未満 0.30%
30日以上90日未満 0.20%
90日以上180未満 0.10%
180日以上 0.00%

ジャングルファーミングで預けたトークンは、180日以上引き出さなければ手数料がかからないそうです。

ですが、仮にそれよりも早く引き出したとしても最大で0.50%ほどしか手数料がかかりません。もし預けているトークンの価値が暴落するなどの緊急事態が発生した場合にも安い手数料で引き出せるので安心ですね。

もし預けていたトークンが暴落したらどうなるのか

ちなみに、もしジャングルファーミングで預けていたトークンの価値が暴落してしまった時にそのままにしていると、出金したときのトークン価値が、預けた時に比べて大幅に下がってしまう可能性があります。

出金時までにトークンの価値が再び上昇し、価格が戻っていれば損失はありませんが、価格がもどらなかった場合には、大きな損失となってしまいます。長期的な下落や価格の暴落が分かったときには、早急に出金して売却するなどの対策が重要です。

xZOOを使った稼ぎ方

次はxZOOを使った稼ぎ方です。xZOOはジャングルファーミングの収益を向上させる特殊なトークンになります。このトークンを使用して、一定期間ZOOトークンをロックする(引き出せないようにする)と、ジャングルファーミングで獲得できる報酬が増えます。

より多くのZOOトークンをロックすると、その分xZOOでの特別報酬が増えるので、ジャングルファーミングでの高収益を狙うならxZOOの使用は必須です。

しかし、ロック期間中はZOOトークンを引き出せなくなります。ロックするトークンを増やすということは、通常のジャングルファーミングよりもリスクが高い稼ぎ方になるので、注意が必要です。

xZOOの使用は、今後のZOO Crypto Worldの発展動向を確認してからでも遅くないかもしれませんね。

Play to earnの稼ぎ方

ZOO Crypto Worldはファーミングだけではなく、NFTゲームをプレイしてトークンを稼ぐPlay to earnにも対応しています。ZOO Crypto Worldのゲームでは、いくつかのゲームモードが用意されていて、ゲーム用のNFTを使ってKEYトークンを稼ぎます。

ZOO Crypto WorldのNFTはマーケットプレイスで個別に販売もされていますが、いきなり個別のNFT購入は投資額が大きくなってしまいます。まずは試しに安価に購入できる「チェスト」からの購入がおすすめです。

NTFボックス「チェスト」

 

ZOO Crypto WorldのNFTはチェストと呼ばれるNFTボックスから購入します。このボックスは1KEYトークンに対して1つ解放でき、入っているNFTはランダムで決定します。

出現確率はレアリティのレベルによって変化し、一番レアリティの低いNFTは出現率が約55%。一番レアリティの高いNFTで出現率は0.43%となっています。

このNFTはマーケットプレイスでも取引可能となっているので、レアリティの高いNFTは高額での売却が期待できそうです。

遊べるゲームの種類

ZOO Crypto Worldのアリーナバトルは、対人バトルのPvPモードと、一人プレイ用のPvEモードの2つがあります。

どちらのゲームモードでも稼ぐことができますが、報酬ゲームに参加するにはZOOトークンが必要です。

支払ったZOOトークンの量応じて、挑戦できるボーナスバトルの回数が変化するので、たくさん稼ぎたい方はより多くのZOOトークンが必要となるでしょう。

ゲームをプレイするにあたって、NFTとトークンの支払いが必要となる点についてはやや高コストのPlay to earnかもしれません。ですが、純粋にバトルゲームを楽しむだけであれば、ZOOトークンは必要ありませんので、2通りの遊び方を楽しめる設計となっています。

ZOO Crypto Worldのトークン

ZOO Crypto Worldでは以下の2種類のトークンが使えます。

  • KEYトークン
  • ZOOトークン

それぞれのトークンは、ユースケースや獲得方法が異なります。これらのトークンの違いはZOO Crypto Worldの稼ぎ方にも影響してくるポイントですので、それぞれの特徴について確認していきましょう。

KEYトークン

KEYトークンは、ZOO Crypto Worldのゲーム内通貨です。ジャングルファーミングでの報酬や、Play to earnの報酬に使用されます。

供給量は無制限、主なユースケースは以下の通りです。

  • NFTチェストを開く
  • DEXプラットフォームでの取引
  • Play to earnの報酬
  • ジャングルファーミングでの報酬

供給量が無制限ということで、インフレリスクの懸念もありますが、ユースケースが多く、定期的に消費されていくトークンですので、一定の価値は保証されるでしょう。

ZOOトークン

ZOOトークンは、ZOO Crypto Worldのガバナンストークンです。パンケーキスワップなどのDEXで入手可能で、このトークンを現金化すると収益になります。

ユースケースは以下の通り

  • NFTのジャングルファーミングからの報酬
  • xZOOのロック用の資産
  • Play to earnゲームに参加するための料金
  • ジャングルファーミングに預ける資産

こちらは最大供給量が200億に制限されていて、2022年11月16日時点では0.12円で取引されています。かなり低価格で取引されていますが、正規版のプラットフォームがリリースされれば、トークン価値の上昇が期待できるでしょう。

ZOOトークンの購入方法

ZOO Crypto Worldで稼ぐためにはZOOトークンが必要です。ZOOトークンは中央集権型の仮想通貨取引所では購入できませんので、以下の手順で入手します。

    • STEP.01購入
      CoincheckでBTCなどのメジャーな仮想通貨を購入する
    • STEP.02送金
      購入した仮想通貨をメタマスクなどのウォレットに送金する
    • STEP.03接続
      ウォレットをパンケーキスワップに接続する
    • STEP.04交換
      パンケーキスワップで最初に交換した仮想通貨とZOOトークンを交換する

パンケーキスワップを利用したことがある方であれば、すぐに取引できると思います。

「今までパンケーキスワップなどを使ったことがない」「初めて仮想通貨を購入する」という方は詳しい解説記事がありますのでそちらを参考にしてみてください。

参考記事はこちら

「パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)とは何?」「どうやって始めればいいの?」 仮想通貨においてDEX(分散型取引所)が...

https://bitcastle.io/column/post-11088/

https://bitcastle.io/column/post-16022/

トークンの購入はCoincheckを使うと便利

交換用のトークンをCoincheckから購入するのには理由があります。それは「日本円が使えるから」です。

Coincheckは日本の企業が運営する仮想通貨取引所で、この取引所では日本円を使った取引が可能です。

バイナンスなどの海外の仮想通貨取引所ですと、日本円では仮想通貨の購入ができません。日本に住んでいる私たちにとって、これは非常に不便ですよね?

そこで日本円が使えるCoincheckを利用します。Coincheckでは17種類の仮想通貨が取引できて、口座開設も無料です。

多くの銘柄を取り扱うCoincheckは、他のブロックチェーンゲームの取引にも利用できるので、これから仮想通貨取引を行う方なら口座を持っていて損はありません。

ぜひこの機会に口座開設を検討してみてくださいね。

【まとめ】ZOO Crypto Worldは将来性のあるアプリケーション

ZOO Crypto Worldは、ファーミングとPlay to earnの2種類で稼げる収益性の高いアプリケーションです。投資目的でも稼げますし、ゲーム好きの方も収益が期待できます。

更にNFTの取引でもマネタイズ可能となっているので、最近注目されているブロックチェーンゲームのなかでは、かなり収益が期待できるのではないでしょうか。

ですが懸念点もあります。それは、現在はテストプレイができないことや、公式にはメタバースと表記されているものの、詳細情報がほとんど出てこないといった不確定情報の多さです。

これでは先行販売されているNFTの購入は少し悩んでしまうかもしれませんね。

とはいえ、ZOOトークンの価格はまだかなり低価格ですし、今なら先行者利益が狙える可能性も十分にあります。

興味がある方は公式SNSなどで同行チェックをしてみてはいかがでしょうか。

執筆者 西村大樹