ハイローオーストラリアで口座凍結?詳しい理由と対策を徹底解説

ハイローオーストラリアで口座凍結?詳しい理由と対策を徹底解説

「ハイローオーストラリアの口座が凍結されたって話を聞いたんだけど、そもそも口座凍結って何?」

「口座凍結をされると出金もできなくなるの?」

Highlow.com(ハイローオーストラリア)には取引口座の利用を制限されたり、取引や出金自体が全く行えなくなる処分として「口座凍結」があります。

当然普通に取引をしている分には口座凍結をされることはないのですが、ハイローオーストラリアが禁止している行為をした投資家にたいしてはサービス利用停止などの罰則を科します。

この記事では、ハイローオーストラリアの口座凍結の原因とその対策について解説していきます。

今現在、Highlow.com(ハイローオーストラリア)で取引を行っている方やこれから為替取引を始めようと考えている方も、是非最後まで読んで頂き判断材料の一つにして貰えれば幸いです。

ハイローオーストラリアとは?

ハイローオーストラリアとは?

ハイローオーストラリアとはバイナリーオプション取引を取扱っている業者です。

今現在、ハイローオーストラリアはHIGHLOW.com(ハイロードットコム)に名前が変更しています。

しかし、ハイローオーストラリアの方が有名なため口座凍結の話が出る際、「ハイローオーストラリアが口座凍結した。」と言われているのです。

そのため、この記事ではハイローオーストラリアで解説していきます。

ハイローオーストラリアは登録不要のデモトレードも提供しており、口座開設は数分で完了します。

高ペイアウト率2倍と日本国内からも人気で、業界でNO1と言ってもいいほどの知名度を誇り、入金は銀行とカードとビットコインに対応、出金時に送金手終了がかからない点も大きな特徴です。

ハイローオーストラリアの取り扱っているバイナリーオプション取引とは、簡単に説明するとHIGHかLOWかを予想して、取引時間が終了した時に結果がどうなっているかで、利益になるか損失になるかの結果が出る投資の事を言います。

海外のバイナリーオプション業者と言うと悪いイメージをもつ日本人が多いのですが、ハイローオーストラリアに限って言えば「安心して利用できる業者だ」と有名であり、バイナリーオプションでは取引の上で最も大事であるペイアウト率も高く、海外の業者だからこそ不安な出金の速度も速い事でとても人気な業者です。

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ハイローオーストラリア口座凍結とは?

ハイローオーストラリア口座凍結とは?

ハイローオーストラリアには取引口座の利用を制限されたり、取引や出金自体が全く行えなくなる処分として「口座凍結」があります。

当然普通に取引をしている分には口座凍結をされることはないのですが、ハイローオーストラリアが禁止している行為をした投資家にたいしてはサービス利用停止などの罰則が科されます。

この口座凍結には限定口座凍結完全口座凍結の2種類あり、処分の段階が分かれています。

限定口座凍結

ハイローオーストラリアにおける限定口座凍結とは、取引機能の一部が制限される口座凍結の事です。

具体的には取引や入手金自体は行えるものの、一部の機能がこれまで通り使えなくなるという口座凍結処分です。

限定凍結ではエントリー中に他のエントリーを行えず、連続したポジションの保有や連打での購入ができなくなる事に加え、一度の取引での取引上限額が5,000円までに制限されます。

  • 1取引の上限額が5,000円となり、5,001円以上の掛け金の場合は「入力された金額が、購入可能金額を超えています。」と表示され取引が行えなくなる。
  • 1つのオプション取引につき、取引できる数が1つまでと制限される。
  • 入出金自体は可能ですが、コンプライアンス部による取引口座精査期間は入出金が制限される場合がある。

限定凍結は主に過剰に利益を得た場合や自動取引ツールの使用を疑われた時に取られる処置とされていますが、「いくら以上稼いだら凍結される」という明確なラインはありません。

ハイローオーストラリアの公式サイト上にも限定凍結に関する記載はなく、一部では運営側が黒と判断できないグレーなユーザーに対する利用制限処置とされています。

完全口座凍結

ハイローオーストラリアにおける完全口座凍結とは、取引・入出金に制限がかかります。

完全口座凍結は、限定口座凍結と違い、ログイン以外全ての機能が利用できません。

この完全凍結は、主にハイローオーストラリアが禁止行為として定める行為を行った投資家を対象に、今後のサービス利用を規制(停止)するための処置として行われる処分となっています。

  • 最小取引額である1,000円の掛け金でも「入力された金額が、購入可能金額を超えています。」と表示され取引が行えなくなる。
  • 入出金を含むすべてのサービスの利用が停止となる。(リスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座精査次第では出金されるケースもある)
  • 口座残高の出金依頼を行っても出金依頼が取り消される。

この様に口座凍結の処分が完全凍結の場合は取引を含め入出金などの全ての行為が行なえなくなり、最悪の場合は取引で得た利益が没収されて利益額の出金を行う事ができなくなります。

ちなみに、利用口座が凍結された場合は、ハイローオーストラリア内にあるリスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座調査が行われ、調査結果次第で出金の可否が決定されます。

調査結果次第では、利益額を含めた全ての金額を出金できたり、入金額の一部のみ返金される事もあるようですが、口座が完全に凍結された時点で出金の可能性はかなり低いそうです。

口座凍結の原因

口座凍結の原因

ハイローオーストラリア公式サイトでは、口座凍結の原因として6つの基準が設定されています。この基準に該当すると口座凍結の処分になると表記されているので、為替取引を行う上で十分に注意しましょう。 

  • レート遅延やフロントランニングを狙った取引
  • 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用
  • クレジットカードの乱用が認められた場合
  • 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える場合
  • 本人確認書類に偽造を施した場合
  • 同一人物が複数口座を開いたことが確認された場合

これら6つの基準に該当しない限り、普通に取引をしている分には口座凍結をされることはありません。

それでは、各禁止行為をそれぞれ掘り下げて解説して行きます。

理由① レート遅延やフロントランニングを狙った取引

バイナリーオプションやFXでは、判定レート配信元である会社が異なるためサービス業者によっては取引画面内に表示されているレートに微妙なズレが生じます。

この微妙なズレを利用して取引を行うのがレート遅延を利用した取引です。

とはいえ、人間の目で見てわかるほどのズレは基本的にありません。レートの遅延を狙った取引はそれ専用の機械的アプローチが必要なため、普通に取引をする分には意識する必要はありません。

次にフロントラン二ングとは金融商品取引業者(証券会社等)が顧客の注文情報を利用して、自身の利益を得る取引のことです。

こちらも一般人には関わりのない項目になります。

理由② 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用

これは自動売買ソフトを利用した取引を禁止した項目です。SNSなどの広告で自動取引を推奨する内容のものをよく見かけますが、機械的な取引が検知された時点で口座が凍結され利益分の没収などが行われます。

ちなみにMT4の様なサインツールであれば問題なく使用可能です。外部ツールを無理矢理ハイローオーストラリアの取引画面に繋ぎ込んで自動で取引をさせてしまうことが、凍結処分の対象となります。

アービトラージについての参考記事はこちら

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理由③ クレジットカードの乱用が認められた場合

ここでいうクレジットカードの乱用とは、クレジットカードの現金化などです。多額の入金をクレジットカードで繰り返し、取引を行わずに出金を繰り返すと口座が凍結されます。

また、本人名義以外のクレジットカードを使用したり、有効期限がきれたクレジットで決済を行おうとする場合も「クレジットカードの乱用」と判断されます。

ハイローオーストラリアではクレジットカード入金が行えるものの、使えるクレジットカードと使えないクレジットカードがあります。

原則VISA・JCB・MasterCardの3種類のクレジットカードで入金を行うことができますが、楽天・デビット・SMBC系の一部など、使用できないクレジットカードもあるので、注意しましょう。

理由④ 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える場合

取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額とみなす場合とは主にマネーロンダリングが疑われる場合のことです。

数百万単位で入金を行い、全く取引をしないまま多額の出金申請を行うと「汚いお金を綺麗にする」ためのマネーロンダリングを疑われ、口座が凍結されたり、取引を制限される凍結処分後に取引口座調査が行われる場合があります。

理由③で述べた「クレジットカードの現金化」も、このマネーロンダリングにあたります。

ちなみに、入金額に対してどのくらい取引を行なえばマネーロンダリングと判断されず、口座が凍結されないかは定かではありません。

資金管理も兼ねて入金額は自身の取引に合わせた額を入金するように心がけて下さい。

理由⑤ 本人確認書類に偽造を施した場合

ハイローオーストラリアでは取引を開始するにあたり本人確認書類を提出し、認証作業を済ませる必要があります。この時、他人の身分証を提出したりして偽装を行う事で口座凍結処分となります。

ここで注意すべきなのは、本人以外の名義で口座を開設した場合も同様で、たとえ家族や親族であっても口座の共有などは認められていないことです。入金情報や出金先の銀行の情報を入力する際に、本人ではない場合は偽装とみなされ口座凍結処分の対象となるため注意が必要です。

必ずご自身の身分証を提出しましょう。

理由⑥ 同一人物が複数口座を開いたことが確認された場合

ハイローオーストラリアでは原則として一人につき1口座しか開設できません。もし口座が凍結された場合でも、新しく作り直したり他人を取引口座を借りて運用することは禁止されています。

また、口座凍結に伴う作り直しでない場合でも「取引内容ごとに口座を使い分ける」「資金管理やリスク管理のために複数口座を利用する」という事もできません。

新しくアカウントを作り直した場合も他人の取引口座を使った場合も、入出金や本人認証時に複数の口座利用が発覚してしまうため、複数口座を所持するのはやめておきましょう。

※複数口座が原因で口座凍結を受けた場合、処分者の保有するすべての口座が凍結されます。

用語解説としての参考記事はこちら

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6つの理由以外で口座凍結された事例

6つの理由以外で口座凍結された事例

事例① ワンクリック注文を連打したことによる誤認

1つ目の事例はワンクリック注文を連打したことにより自動売買ツールや機械的な取引と誤認されて口座が凍結するケースです。

ハイローオーストラリアの取引画面には、ワンクリック注文というボタン一つでエントリーを行う機能が備わっており、この機能を繰り返し使用することで連続したエントリーが可能です。

この機能自体はハイローオーストラリアのサービスの一環なため、利用することに何ら問題はないのですが。

この機能を連打したことにより、自動売買ツールや機械的な取引と誤認されて口座が凍結する事例が多数報告されています。

連続したワンクリック注文の利用は、避けた方がよいでしょう。

事例② マーチンゲール法やスキャルピングを使った取引

2つ目の事例はマーチンゲール法を使った取引や、スキャルピング取引を行ったことによる口座凍結です。

ハイローオーストラリアでは、特にマーチンゲール法を使った取引を禁止しています。

とはいえ取引の上限が20万円に設定されているため、普通はマーチンゲール法が使えません。

しかし、1つ目の事例で出てきた連続エントリーを使えば、連続でポジションを保有することでそれに近いことが出来てしまいます。

たとえ故意でなかったとしても口座凍結は行われるため、注意が必要です。

マーチンゲール法とは?

ギャンブルなどで用いられる、負けるごとに倍額ずつ掛け金を増やしていく技法。これを用いれば、勝った段階でそれまでの負け分をすべて取り返せるため、必勝法と呼ばれている。実施するには、莫大な資金が必要となる。

スキャルピングとは?

FX取引の代表的な取引手段で、数銭から数十銭というわずかな利幅を狙って何度も取引を繰り返して利益を積み上げていく投資方法。ポジションを保有してから決済をするまでの時間が数秒から数分という短い時間で売買を繰り返す特徴がある。

事例③ 両建て取引による口座凍結

3つ目の事例は、両建て取引を行ったことによる凍結処分です。

ハイローオーストラリアでは両建取引は禁止であるとされ、口座凍結の対象となり強制退会処分となります。

この禁止項目は上記した6つの理由とはことなり、契約条件内にあるPDFに記載されている内容なため、見落としてしまっている方がとても多いのです。

口座利用条件に明記されているので、かならず目を通しておきましょう。

【まとめ】口座凍結の対策として

【まとめ】口座凍結の対策として

今回、この記事ではHighlow.com(ハイローオーストラリア)の口座凍結とその種類について解説しました。

普通に取引をしている分には口座凍結をされることはないのですが、事例でもあったようにたとえ悪意が無く故意による違反でなかったとしても、運営者の判断により口座凍結の処分を受けることがあります。

基本的に不正行為を行った場合は完全凍結、疑わしい行為を運営側に検知されると限定凍結となりますが、凍結後は解除することがほぼ不可能なため、凍結処分自体を回避することが重要です。

禁止事項として定められているルールは事前に確認して、それに抵触しないように心掛けながら取引を行うよう注意しましょう。

執筆者 西村大樹

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