「仮想通貨Yield Guild Games(YGG)の特徴は?」
「仮想通貨Yield Guild Games(YGG)の今後の予想を教えて」
「仮想通貨Yield Guild Games(YGG)についてわかりやすく説明してほしい」
こういった疑問や悩みをお抱えの方は多数いらっしゃいます。本記事ではこうした悩みを解決できるよう、Yield Guild Games(YGG)ついての情報を調べ、できるだけわかりやすく解説しております
そのため投資を始める際に役立つ情報が多数ございますので、Yield Guild Games(YGG)に投資をお考えの方や、特徴や将来性などを調べている方などはぜひご参照ください。
目次
Yield Guild Games(YGG)とは
通貨名称 | Yield Guild Games(イールドギルドゲームス) |
シンボル | YGG |
発行上限 | 1,000,000,000YGG |
公式サイト | https://yieldguild.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/yieldguild |
Yield Guild Games(YGGs)とは、仮想世界のノンファンジブル・トークン(NFTs)に投資する分散型自律組織(DAO)のことです。
この組織の目的は、世界最大の仮想経済を開発することで、仮想経済における資産を最適化して効用を最大化し、ステークホルダーと収益を共有することです。
その一環として、Yield Guild Gamesは、ブロックチェーンゲームをプレイして収入を得たくても、元手が用意できずに始められない人たちの支援を行っています。
具体的には、Yield Guild Gamesは主要なブロックチェーンゲームのNFTを多数管理(投資)を行っています。そして、入手したNFTをプレイヤーに貸し出すことで、プレイヤーが資金を稼ぐことを支援します。
他にもYield Guild Gamesは、仮想世界やブロックチェーンを使ったゲームで使われるNFTに投資を行い、お金を稼ぐプレイヤーや投資家たちが活動しやすいように、コミュニティの構築も行っています。
現在Yield Guild Gamesは、パンデミックの影響で、人々の獲得型ゲームへの参加意欲が高まった流れに乗っかり、新型コロナウイルスの影響で多くの失業者が出たフィリピンをはじめとした国で活発に活動しています。
その結果、Yield Guild Gamesの支援を受け、ゲームで生活費を稼いでいる人々が既に2,500人以上存在するなど、勢いよく成長しているプラットフォーム・仮想通貨です。
Yield Guild Games(YGG)の特徴
Yield Guild Games(YGG)は、メタバースをはじめとしたブロックチェーンベースのゲームで使用するNFTへの投資を行うための分散型自律組織(DAO)です。
またYield Guild Gamesで発行されているトークン「YGG」は、2021年7月27日にSushi SwapのIDOプラットフォームであるMISOにて、トークンセールを行うことで取引が開始されたトークンです。
現在Yield Guild Gamesは、NFTを扱うブロックチェーンゲームをプレイすることが稼ぎに繋がるPlay-to-Earnのサポートを行うため、ギルドの提供やNFTの貸与などを行っています。
その結果、Yield Guild Gamesはフィリピンなどで人気の仮想通貨へと成長しています。
そんなYield Guild Gamesについてより詳しく知っていただけるよう、この項目ではYield Guild Gamesの大きな特徴を三つほど解説いたします。
特徴①ブロックチェーンゲームのNFTをプレイヤーに貸し出して支援をしている
ブロックチェーンゲームで稼ぐ主な方法は、NFT(アイテムや武器)などを集め、それを売買することでトークンに変え、そしてトークンを現金に変えることで収益となります。
これにより遊んで稼ぐ(Play-to-Eran)という新たなゲームの形を実現しました。
しかしこれを行うためには、ゲームをプレイする段階で必要最低限のNFTを揃える必要があり、コストがかかってしまいます。
更に言うと、継続して稼いでいくためには、ゲーム内である程度価値の高いNFTなどを用意しなければならず、それはあまり簡単なことではありません。
こうした労力やコストを軽減し、より多くの人がPlay-to-Eranという稼ぎ方を実現できるよう支援するため、Yield Guild Gamesは開発されました。
Yield Guild Gamesで報酬を得る主な流れは、Yield Guild Gamesが所有するNFTや資産を、プレイヤーはYield Guild Gamesより借ります。
そして、借りたNFTを利用してプレイすることでゲーム内での価値が上昇し、市場のNFT価格に反映するといったイメージです。
また、土地や山といったNFTは、Yield Guild Gamesメンバーが他人に貸し出し、その土地で経済活動してもらうことで収益に繋げることも出来ます。
現在Yield Guild Gamesは様々なブロックチェーンゲームと提携を行い、ゲーム内のNFTに投資を行っています。主なゲームタイトルとしては、
- Axie Infinity
- ZED RUN
- Guild of Guardians
- Ember Sword
- Splinterlands
- League of Kingdoms
- F1 Delta Time
- The Sandbox
- Star Atlas
- llluvium
- Influence
- CyBall
- Thetan Arena
- KOGs SLAM!
- MOBOX
- Aavegotchi
- DeHorizon
- Genopets
などがあります。
そのため、様々なゲームやNFTを活用して稼ぐことが出来る仮想通貨と言えるでしょう。
特徴②自立分散型組織(DAO)によって運営されている
Yield Guild Gamesは、人気があるブロックチェーンゲームのNFTに投資を行い、それをコミュニティに在籍しているプレイヤーに貸し出し、ゲーム内で活用して稼ぐギルド(団体)です。
またこのギルドは自立分散型組織(DAO)によって運営されています。
自立分散型組織(DAO)とは、中央集権的な特定の管理者が存在しません。
その代わりに、運営のためのルールが存在します。DAOはこのルールをプログラムとしてスマートコントラクトに実装することで、スマートコントラクトによって自動でプロジェクトを稼働させます。
そのため、全てプログラムで自動で動くようになった会社のようなイメージをすれば分かりやすいでしょう。
もちろん、全てがプログラム任せというわけではありません。重要な意思決定が行われる際には、ガバナンストークンとしての機能もあるYGGトークンの保有者たちの投票によって、DAOの方針を決めることになっています。
こうした自立分散型組織によって運営されているのは、Yield Guild Gamesの大きな特徴ではありますが、現状一つの大きな課題が存在します。
それは、Yield Guild Gamesは完全なDAOによる運営にはなっておらず、創設チームを中心として運営されている点です。
そのため、Yield Guild Gamesは完全なDAOによる運営を行うため、今後はYGG保有者による分散化されたガバナンスの実現を目標に運営していくようです。
特徴③奨学金プロジェクトでゲームプレイヤーを支援している
Yield Guild Gamesを語る上で忘れてはいけない存在として、初期投資不要の奨学金プロジェクトというものがあります。
この奨学金プロジェクトの目的は、「初期投資のための資金を準備できない人が利用できるよう、収入がない人向けにNFTの貸し出しを行う」というものです。
これは、発展途上国で暮らす若者や、コロナウイルス感染拡大の影響により満足な収入を得られない人などに向けて運営しているプロジェクトです。
そのため、Yield Guild Gamesは今まで仮想通貨の市場に参入できなかった層に新しいチャンスを提供していると言えます。
このプロジェクトに参加しているユーザーがあげた利益は、ユーザー・コミュニティ運営・YGGの3方に分配されます。この分配の割合は7:2:1となっています。
プロジェクトに参加するためには、Yield Guild GamesのDiccordにて応募する必要があります。現在は、フィリピン人を始め、発展途上国からの応募が多数行われています。
この、応募には採用を勝ち取るための応募文が記載することができ、その応募文は「Play-to-Earnで楽して稼ぎたい」とうよりも、「家計を支えたい」などの、求職者らしい人たちからの応募が殺到しているのが特徴的です。
現在奨学金プロジェクトに対応しているゲームタイトルは、Axie Infinityなどがあります。
参加者はこのゲームをプレイすることを仕事として取り組む必要がありますので、一日8時間以上ゲームできたり、アクシーの仕組みは理解していたりと、このプロジェクトに参加するには強い熱意が必要であるようです。
Yield Guild Games(YGG)の現在の推移価格
YGGがローンチされたのは2021年7月です。その後は、8月ごろまでは高騰し、10ドルほどまで価格が上がっていましたが、9月末には下落傾向に移りました。その結果、一時期は5ドルを下回るまでに下降しました。
しかし10月のはじめごろから、仮想通貨市場全体の盛り上がりの流れに乗っかる形で価格が高騰し、8.5ドルほどまで回復しました。
以降は数ドルの変動を見せながら推移していましたが、11月末ごろから急激に価格を高騰させ、そして再び価格が下降しています。
その結果、2022年3月時点では、1YGG=約380円で推移しています。
今後の価格の動きですが、各専門メディアが公開している2022年からの価格予想によると、価格の違いこそあれど上昇すると予想しているようです。
これらの専門メディアは、独自のAIを使って予想を立てたり、専門家の意見などを参考にしています。
Yield Guild Games(YGG)の今後と動向
ここまでにYield Guild Games(YGG)の基本的な情報から特徴、価格まで幅広く解説を行いました。この項目では、Yield Guild Gamesに興味がある方にとって最も気になるであろう、今後の動向や将来性などについてを解説いたします。
結論から言うと、「Yield Guild Gamesは更に発展していく可能性が高い仮想通貨」です。
その根拠としていくつか理由があります。
まず一つ目の理由が、大手VCより巨額の資金調達を成功している点です。
Yield Guild Gamesは、大手ベンチャーキャピタル企業であるAndreessen Horowitz(通称a16z)から、約460万ドル(約5億円)の資金を調達しています。
a16zのゼネラルパートナーであるArianna Simpson氏は、Yield Guild Gamesの奨学金プロジェクトを特に評価して出資を決めたようです。
Yield Guild Gamesはこうした資金調達を受けて、NFTゲームやその世界のNFTへの投資を継続し、さらにゲームコミュニティの拡大を行っています。
そのため、こうして資金調達が更に進んでいくことで支援できるプレイヤーの幅も拡大し、ユーザーの数も増えていくことが予想できます。
二つ目の理由は、ブロックチェーン市場がこれからどんどん発展していく可能性が高い点です。実際、ブロックチェーンゲームは次々と新しいタイトルがローンチされていっている点からも、将来性が高いことを見て取れます。
ただ、こうしたブロックチェーンゲームの発展において問題なのは、NFTや取引時に発生する料金が高いことです。それにより、新規層をなかなか取り込めません。
Yield Guild Gamesはそうした問題を解決できる仮想通貨ですので、今後ブロックチェーンゲーム市場で強固な基盤を築くのではないかと予想できます。
他にも、トップメディアで続々とYield Guild Gamesが取り上げられ注目されている点や、FTXやコインベースと提携してプレイヤー支援を拡大している点、既に多数のNFTゲームと提携を結んでいる点など、将来性あふれるポイントが多数あります。
そのため、今後の発展に大いに期待しても良い仮想通貨と言えるでしょう。
Yield Guild Games(YGG)の購入方法
Yield Guild Games(YGG)は、残念なことに現在取り扱っている国内仮想通貨取引所は存在しません。
そのため、YGGを入手したい方は海外の仮想通貨取引所を使う必要があります。
現在、YGGを取り扱っている取引所で有名なところとしては、Binance・KuCoin・Gate.io・Huobi Globalなどがあります。
これらの仮想通貨取引所に普段使っている場所がある方は、そこを利用して取引するのが良いでしょう。
もし使い慣れた取引所がない方や、初めて仮想通貨の取引を行う方は、Binanceの利用をおすすめいたします。
Yield Guild Games(YGG)のまとめ
今回はYield Guild Games(YGG)の基本的な情報をはじめ、特徴や将来性などについてをできるだけわかりやすく解説いたしました。
本記事の内容を分かりやすくまとめると、
- Yield Guild GamesはブロックチェーンゲームのNFTへの投資を行う自立分散型組織
- プレイヤーにNFTの貸し出しを行っている
- 奨学金プロジェクトで収入がない人向けの支援を行っている
- 大手VCより巨額の資金調達を成功している
- 多数のゲームやFTX、コインベースと提携している
となります。
これらの要点から、今後Yield Guild Gamesは発展していくと予想できます。
そのため、ブロックチェーンゲームに興味がある方や、NFTでお金を稼ぎたいとお考えの方にとっておすすめな仮想通貨と言えるでしょう。
執筆者 西村大樹