【ブロックチェーンゲーム】Nine Chroniclesとは?始め方と稼ぎ方を詳しく解説

最近話題のブロックチェーンゲーム「Nine Chronicles」をご存じでしょうか?このゲームは韓国のゲームスタジオが作成したMMORPGで、繊細に作りこまれたグラフィックと、無料で遊べる手軽さが魅力です。

このゲームはまだアルファ版が公開されたばかりで出回っている情報も多くはなく、

「Nine Chroniclesを始めたいけれどどうやって始めたらいいの?」

「Play to earnではどのくらい稼げる?」

上記のような疑問を持っている方が非常に多いでしょう。

そこで本記事ではNine Chroniclesの概要と始め方、どのくらい稼がるのか?といった疑問を全て解説する内容となっています。

Nine Chroniclesやブロックチェーンゲームに興味がある方は是非最後までご覧ください。

Nine Chronicles(ナインクロニクル)とは

Nine Chroniclesは韓国のゲームスタジオ、「PLANETARIUM(プラネタリウム)」が作成したオープンソースのMMORPGで、装備やダンジョンを選択したらオートで戦闘が進んでいくタイプのゲームです。

イメージとしてはバトル形式のソーシャルゲームに近く、プレイヤーは強力なアバターを用意して様々なダンジョンやミッションをクリアしていきます。

現在はブラウザ版が公開されていて、アプリケーションをインストールすれば無料ですぐに始められますので、これからブロックチェーンゲームを始めてみたいという方は気軽にプレイしてみるのもいいかもしれませんね。

他ブロックチェーンゲームの参考記事はこちら

https://bitcastle.io/column/post-16935/

https://bitcastle.io/column/post-16961/

PLANETARIUMについて

PLANETARIUMは韓国のオープンソースゲームのスタートアップ企業で、大手企業からも注目を集めている今話題のゲームスタジオです。

どのくらい話題かと言えば今回ご紹介しているNine ChroniclesはこのPLANETARIUMが作成しているゲームということで、香港の大手ブロックチェーンゲーム制作企業であるAnimoca Brandsが開発資金260万ドルを出資するほどです。

日本ではまだ馴染みのない企業ですが、これだけ多くの資金調達ができるPLANETARIUMは世界的に見て非常に期待されていることがこのニュースからも分かりますし、いずれは国内でもよく知られるゲームスタジオに発展していくでしょう。

・オープンソースゲームとは

ゲームを構成する仕様やソースコードが無償で配布されていて、誰でも自由にゲームを改造して遊ぶことができるゲームのこと。

自由にソースコードを改良して遊べることからソフトウェアの認知度が広まりやすくプレイ人口も伸びやすい特徴がありますが、バクによる悪影響やプレイ環境の予期せぬ動作が発生するリスクもあります。

Nine Chroniclesの始め方

Nine Chroniclesは公式ページからアプリケーションをダウンロードすればすぐに始めることができます。

現在はテストモードとしてアルファ版のみの公開となっているので、ウォレットの接続やトークンの準備といった操作は不要です。

但しログイン時のID発行にTwitterのアカウントが必要となるので、もしお持ちでない方はTwitterのアカウントだけは準備しておきましょう。

今後はウォレットの接続等が必要になるかもしれませんが、ここではアルファ版の始め方をご紹介します。

①アプリケーションのダウンロード

まずは公式ページにアクセスして今すぐプレイをクリックしましょう。

プライバシーポリシーを読んで、同意できたらTwitterでサインインをクリックします。

提携アプリの認証が求められる画面に切り替わったらそのまま認証を進めます。

上手く認証できれば上記画面が表示されるのでダウンロードをクリックしてゲームのインストールを行います。

ブラウザ画面はこのままにして次はダウンロードファイルを起動し、アカウントの作成です。

アカウントの作成

インストールが完了しゲームが起動したらアカウントの作成です。画面左の「Create New Account」をクリックしてパスワードを決定します。

  • IDは始めから決まっているので入力の必要はなし
  • パスワードは簡単なものでも登録可能
  • Verifi Passwordはもう一度パスワードを入力
  • Invitetion CodeはTwitterのアカウントを連携したら発行される

入力項目の中でInvitetion Codeが求められますがこちらはブラウザに戻って操作します。

Invitetion Codeは先程のゲームダウンロード画面の2番「招待コードを使用してゲームをアクティベートする」の項目下にある紹介IDのことなので、こちらをコピーして貼り付ければすべての項目の入力が完了します。

ゲームの初回起動はこの後少し時間がかかるので登録がすぐに完了しない場合でも10分くらいは様子見てみましょう。

Nine Chroniclesの遊び方

アルファ版のNine Chroniclesはダンジョンモードのみプレイができます。

ゲームを起動するとまずはアバターの作成画面が表示されるので目や髪の色を自由に変更してオリジナルのアバターを作成しましょう。

アバターは本来4種類のクラスから好きなものを選んで作成できるのですがアルファ版ではウォーリアーしか選ぶことができません。

ウォーリアーは戦闘力が高めでアタッカーとしての役目を果たすので、今後様々な種類のアバターが作成できるようになったとしてもウォーリアーは欠かせないアバターとなるでしょう。

アバターの作成が終わったらチュートリアルが始まります。ダンジョンの攻略は基本的に全て自動で行われるのでここでは特に操作もなく、ただ見ているだけです。

なかなか美しいグラフィックですね。

このダンジョンモードはステージが始まると自動でゲームが進行するため、ダンジョンを効率よくクリアするためにはスタート前の準備が重要です。

準備画面ではアバターの装備や特殊効果の付与などRPGと同じような項目をセッティングできるようになっているので、どうしてもクリアできないダンジョンに出会った時はこのセッティングを見直してみるといいかもしれません。

今後実装予定のゲームモード

Nine Chroniclesのアルファ版は遊べるモードがかなり制限されていて、ダンジョンモードの他にもたくさんのゲームモードが用意されています。

クラフト

クラフトではダンジョンで獲得した素材を元に新しいアイテムを生み出します。アイテムの作成には元となるレシピが必要ですが、レシピと素材さえあれば強力なアイテムを作成できるようになるので積極的に活用したいゲームモードです。

トレーディング

トレーディングではクラフトで作成したアイテムや、ダンジョンで獲得した素材を他のプレイヤーと交換ができます。NFTマーケットプレイスのようなものと思われるのでこの機能が実装されればPlay to earnで稼ぐ要素が一つ増えることになるでしょう。

アリーナ

アリーナは他のプレイヤー同士のマッチバトルが楽しめるモードです。トーナメントに参加したプレイヤーはランキングにカウントされるようになり、上位ランカーになると毎日報酬ボーナスが与えられます。

こちらも報酬の内容次第ではPlay to earnで稼ぐ方法の一つとなるので、多くの報酬を目標に参加しているプレイヤーはアリーナバトルへの参加は絶対条件となります。

Nine Chroniclesのトークン

Nine Chroniclesはゲーム内の主要通貨としてNCG(Nine Chronicles Gold)が用意されています。

こちらのトークンはアイテムの作成に使用したり、他ユーザーが作成したアイテムの取引に利用したりします。

とにかくユースケースが広く、ゲーム内のほぼすべての処理にNCGが関わってくるので、ゲーム序盤ではたくさんのNCGを集められるような行動を取るといいでしょう。

公式の発表によればゲームの初期段階ではNCGは必要ないと明記されていますが、ベータ版・完成版とゲームがアップデートしていくにしたがって重要なトークンとなっていくはずです。

もしアルファ版で獲得したアイテムがアップデート後も利用できるのであれば、あまりNCGを必要としない今のうちにトークンを稼いでおくのもいいかもしれません。

NCGの入手方法

NCGは複数の仮想通貨取引所で入手可能となっていて、取り扱っている業者の一覧は以下の通りです。

NCGを取り扱う取引所

  • スシスワップ
  • Gate.io
  • KuCoin
  • OKX
  • MEXC

上記の取引所では日本円が使用できないので、NCGを購入する場合はCoincheckから日本円を使って交換元の仮想通貨を購入。スシスワップでNCGと交換する方法が最も簡単です。

Nine Chroniclesの稼ぎ方

Nine Chroniclesの稼ぎ方はアイテムの取引やゲーム内のミッションで獲得したNCGを換金することで収益が発生します。

NCGの獲得方法は多岐に渡りますが、ダンジョンモードのステージのクリア報酬ではNCGはドロップされないという点については注意が必要です。

2022年時点でのNine ChroniclesのNCGの稼ぎ方は以下の通り。

  • アイテムの作成・販売
  • アイテムの取引
  • Nine Chroniclesのエコシステム支援プログラムへの参加
  • 運営の開催するNCGプレゼントミッションへの参加

これらの方法は一例であり今後のアップデート次第では獲得方法が増えていくかもしれません。

 どのくらい稼げるのか

では実際にNine Chroniclesはどのくらい稼げるのでしょうか?

アルファ版では実際にNCGの取引をほとんど行わないため推測の値にはなりますが、恐らく月間で数百円から数千円の稼ぎといったところでしょうか。

その理由はまず2022年7月時点でのNCGのトークン価格は日本円で約20円ほど。対して月間で数十万円も稼ぐ人もいる大人気ブロックチェーンゲームである「Axie Infinity」の固有トークンであるAXSは約1800円で取引されています。

単純比較はできませんが大人気ゲームの1%程度の価値しかないNCGでは収益もAxie Infinityの1%程度と推測できるので、稼げる人でも数千円程度ではないかと考えています。

とはいえ無料で始められて月数千円稼げる可能性があるブロックチェーンゲームというのもほとんど存在しないので、額面は小さいですが「Play to earnで気軽に稼いでみたい!」というユーザーには大変おすすめのゲームとなっています。

【まとめ】Nine Chroniclesは稼げるゲームになる可能性大

アルファ版が公開されているNine Chroniclesですが残念ながらロードマップが更新されていない為、今後のアップデートスケジュールはまだわかりません。

ですが開発資金の大型融資を受けていたり、先行プレイ版が既に公開されていたりと開発は確実に進んでいることが確認できるので、気になる方はまず始めてみてはいかがでしょうか?

収益性という部分では疑問が残るゲームですが、ゲームシステム自体は既に多くのソーシャルゲームで受け入れられてきた実績があるので、本編が公開されれば一定の人気が出ることはほぼ間違いないと思います。

Nine Chroniclesは稼げるゲームに化けるのか、それとも普通のブロックチェーンゲームとなってしまうのか、今後の動向に期待です。

執筆者 西村大樹