仮想通貨Flux(FLUX)の将来性は?特徴やWeb3.0世代の今後も解説

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「仮想通貨Flux(FLUX)に将来性はある?」
「仮想通貨Flux(FLUX)はどんな特徴がある?」

今回は、仮想通貨Flux(FLUX)について将来性を踏まえつつ特徴や今後の動向を解説していきます。

Web3.0世代を牽引する分散型クラウドインフラ「Flux」。仮想通貨銘柄としても高い支持を得ているだけでなく、マイニング報酬が得られるトークンとしても人気があります。

ぜひ参考にご覧ください。

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Flux(FLUX)とは

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仮想通貨プロジェクト Flux(フラックス)
ティッカーシンボル FLUX
運営元 Flux財団
コンセンサスアルゴリズム PoW
公式サイト https://www.runonflux.io/
公式Twitter https://twitter.com/RunOnFlux
公式Discord https://discord.io/runonflux
GitHub https://github.com/RunOnFlux

Flux(FLUX)は分散型クラウドインフラストラクチャを目的としたブロックチェーンプロジェクトで、コンセンサスアルゴリズムにPoWを採用しています。

インフラストラクチャとは、いわゆる「インフラ」の正式名称で、基盤となる設備や要素のことを指します。つまり、“ブロックチェーンのインフラ”というわけですね。イーサリアムブロックチェーンがその代表格です。

【参考記事】イーサリアム(ETH)に関してはこちらで詳しく解説

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独自トークンFLUXとは

独自トークンFLUXは、コミュニティ内での投票権や手数料として利用されるガバナンストークンで、マイニングの報酬としてもユーザーに配布されています。

世界最大規模の仮想通貨取引所Binanceをはじめ、複数の取引所ですでに取り扱いが開始されており、特にBinanceに上場した際は大きく上昇を見せました。価格の推移については後ほど解説します。

Flux(FLUX)の特徴

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Flux(FLUX)の特徴について、詳しく見ていきましょう。

Flux(FLUX)の特徴

  1. 次世代のネットワーク「Web3.0世代」
  2. OSとウォレットを提供
  3. パラレルアセットに対応
  4. マイニング報酬が得られる

Flux(FLUX)はあらゆる分野の基盤となるブロックチェーンですので、DeFiやDAppsといった尖った特徴はないものの、Flux(FLUX)自体の認知度がアップし、利用者が増加すれば仮想通貨としての価値も上昇していくと予想できますね。

また、Flux(FLUX)はマイニングにも対応しています。Flux NODEになれる条件や受け取れる報酬についてもご紹介していきます。

特徴①次世代のネットワーク「Web3.0世代」

Flux(FLUX)最大の特徴は、分散型クラウドの基盤である点です。

クラウドとは「ネットワーク上にサービスを展開し、必要に応じて利用する」という概念のことで、身近な例で言えば、スマホの写真データなどを保管しておけるiCloudやGoogle driveなどがそれに該当します。

Flux(FLUX)はブロックチェーン技術を採用した、特定の管理者が不在の分散型クラウドインフラで、クラウドインフラ自体の提供はFlux財団が行っていますが、運営は自律しています。簡単に言うと、自動販売機のような仕組みです。

このようなブロックチェーンを用いた「分散型」はWeb3.0世代の特徴であり、これまでのインターネットで問題視されていた個人情報の漏洩を解決する他、サービス管理者による手数料等のコスト削減や言論・表現の保護なども期待されています。

Web3.0世代の仮想通貨プロジェクトに興味がある方は、同じくWeb3.0世代の特徴を持つHive(HIVE)もぜひチェックしてみてください。

【参考記事】仮想通貨Hive(HIVE)に関してはこちらで詳しく解説

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特徴②OSとウォレットを提供

分散型クラウドインフラとしてFlux(FLUX)が持つ強みはOSとウォレットを提供している点です。特にOSに関しては分散型クラウドインフラの筆頭であるイーサリアム(ETH)にない特徴であり、Flux(FLUX)のプラットフォーム単体でブロックチェーンのあらゆるサービスを包括できる可能性を意味しています。

そして、Flux OSを活用すれば、Fluxブロックチェーンに依存せず、固有の性質や属性を維持しながらクラウドインフラを利用することができます。つまり、自身が持つデータなどをブロックチェーンに100%所属させず、あなたの所有物・財産であるという属性を持ったままクラウドインフラにアクセスできる、というイメージです。

特徴③パラレルアセットに対応

Flux(FLUX)はパラレルアセットに対応しており、他のブロックチェーンにアクセスすることができます。取引所を介すことなくFluxと別のトークンを交換できたり、DApps・DeFi・NFTなどさまざまな分野でのマルチチェーン開発が簡単になるなど、ユーザーと開発者の双方にメリットのある優れた技術なのです。

Flux(FLUX)では10個のブロックチェーンとのパラレルアセットの作成を進めており、現在すでにKadena(KDA)・イーサリアム(ETH)・Binance Smart Chain(BSC)とのパラレルアセット作成が完了。Fluxホルダーに配布されています。

今後はTRON(TRX)・Solana(SOL)とのパラレルアセット作成及びユーザーへの配布が予定されています。

【参考記事】パラレルアセット対応のトークンについてはこちら

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特徴④マイニング報酬が得られる

Flux(FLUX)はマイニングに対応しており、自身が保有するコンピューターを提供してFlux NODEとなることでマイニング報酬が得られます。NODEが分散することで、セキュリティ面もアップするというメリットがあります。

ただし、マイニング報酬を得るためにFlux NODEとなるには少しハードルの高いステーキング条件が設定されており、逆に言えば、厳しめの条件を設けることで安定した運用を見込んでいるというわけです。

Flux NODEの種類と条件

Cumulus Nimbus Stratus
10,000FLUX 25,000FLUX 100,000FLUX
2 vCore 4 vCore 8 vCore
4GB RAM 8GB RAM 32GB RAM
50GB HDD/SSD 150GB HDD/SSD 600GB HDD/SSD
2.5TB Bandwidth(帯域幅) 4TB Bandwidth(帯域幅) 6TB Bandwidth(帯域幅)

報酬はFlux OSで確認することができますが、Flux NODEの設定方法について説明している下記の動画によると、Cumulusで約243ドル(約27,847円)・Nimbusで約571ドル(約65,436円)・Stratusで約2,391ドル(約274,006円)と出ていました。
※2022年1月19日のレートで換算

Flux Node Setup Guide

マイニングといえばビットコイン(BTC)が有名ですが、費用面を考えると個人での新規参入は非常に厳しいものです。DEX(分散型取引所)に仮想通貨を預けて流動性マイニングを行える仮想通貨UMAは、コストを最大限に抑えながら報酬を得られることから人気のあるプロジェクトですので、マイニング報酬に興味がある方はぜひチェックしてみてください。

【参考記事】仮想通貨UMAに関してはこちらで詳しく解説

UMA(Universal Market Access)<ユニバーサルマーケットアクセス>は、合成資産を作成できる仮想通貨(暗号資産)です。この記事では、UMAの特徴や将来性について解説します。DeFiに興味がある人は要チェックです!

Flux(FLUX)の現在の推移価格

 

仮想通貨Flux(FLUX)は現在、時価総額55,792,882,587円で市場ランキングは135位、最大供給量440,000,000FLUXのうち51%の224,415,717.25FLUXが循環しています(2022年1月19日時点)。

見ていただくとわかる通り、Flux(FLUX)は2021年11月から2022年1月にかけて高騰しています。これは、2021年12月にBinanceへ上場したきっかけによるものと考えられ、今後は落ち着きを見せていくと予想されます。

Flux(FLUX)の今後と動向

仮想通貨Flux(FLUX)今後と動向のイメージ画像

Web3.0世代の発展・拡大・実用はこれからですので、非常に将来性が期待できる仮想通貨だと言えるでしょう。Flux(FLUX)を活用したDAppsの開発やエコシステムの展開が進めば、自ずと価値も上昇していくはずです。

Flux(FLUX)はNODEへの参加にある程度の条件を設けているからこそ圧倒的なパフォーマンスでサービスを提供できていますし、スペックさえ合致しておれば誰でもマイニングに参加できるという開かれた環境でもあります。加えて、Flux(FLUX)以外の仮想通貨を獲得できるという点も、ユーザーにとって大きなメリットですね。

どのように世界各国へ根付いていけるかが今後の注目ポイントと言えるのではないでしょうか。

Flux(FLUX)の購入方法

仮想通貨Flux(FLUX)購入方法のイメージ画像

残念ながらFlux(FLUX)は日本国内の取引所で取り扱いがありません。

保有するには、Flux NODEとして参加してマイニング報酬を得るか、取引所で購入・取引する必要があります。

仮想通貨Flux(FLUX)が上場している取引所例

  • Binance
  • Mandala Exchange
  • KuCoin
  • HitBTC

はじめて海外の取引所を利用するのであれば、Flux(FLUX)の取引ボリュームが多く、日本語対応・ユーザー数トップクラスのBinanceが使いやすいでしょう。

【参考】Binanceに関してはこちらで詳しく解説

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まだFlux(FLUX)の取り扱いはありませんが、今後上場する可能性もゼロではありませんし、短期間で早く資産を増やしたいという方はぜひ利用してみてください。

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【参考】bitcastleに関してはこちらで詳しく解説

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【まとめ】仮想通貨Flux(FLUX)はWeb3.0世代で将来性抜群

仮想通貨Flux(FLUX)についてまとめます。

Flux(FLUX)のポイント

  • 次世代のネットワーク「Web3.0世代」を牽引
  • マイニング報酬が得られる
  • OSの提供により利便性・柔軟性・汎用性が高い
  • パラレルアセットに対応

5Gの普及が進むにつれて、NFTやメタバースといったブロックチェーン技術を活用したサービスがどんどん身近になっていくと見込まれています。今後Flux(FLUX)が主要なプラットフォームになることができれば、Flux(FLUX)の価値も上昇していくでしょう。

なお、今回ご紹介した仮想通貨取引所は日本の金融庁に登録がないため、突然サービスが停止されるリスクも持ち合わせています。あくまで余剰金の範囲で投資を楽しむようにしてくださいね。

執筆者 西村大樹